チビ達2人を車に乗せて、急いで大学病院へ向かった。
掛かりつけのお医者さんから、
車で5分もあれば到着する距離なんだけど。
運転しながら、私は泣きそうだった。
診察に行く前に
「今日は帰りにマックでも行こうか~♪」
なんて、姫に言っていたのに。
姫は状況が分からず
「ママ!ハンバーグこっちじゃないよ!!」
って。
「姫、ハンバーグはまた今度ね?
チビ君大きい病院で診てもらわないと
駄目になったから!」
だけど、姫には理解出来る訳もなく。。。
「ハンバーグ行くって言ったのに!!
もう、ママ嫌い!!」
泣きそうな私の気持ちを姫は分からず。
自分が凹んでる時に、娘に言われると
余計に凹むし腹も立つし。。。。
「ハンバーグ!ハンバーグ!煩い!!
チビ君の目が見えなくなったらどうするの!!」
私は後先考えずに、姫に向かって怒鳴ってしまった。
私が怒った事で、姫も少なからずチビ君が
ヤバイ状態と気がついたみたいだった。
「ママ?チビ君、メメ痛い、痛い?」
聞き返す姫に
「そうだよ。。。だからママ急いで大きい病院
行ってるんだから。。。。
だから姫もハンバーグは今度ね?」
「分かった!!」
自分の持って行きようのない感情を
姫にぶつけてしまったことを後悔した。