颯人を連れて一緒に自宅へ戻った。
私は自分の寝室へ行き寝た。
颯人は一緒に生活していた当時から、リビングのソファーの上が
寝る時の場所だった。
そしてこの時もソファーで寝たみたいだった。
私の出勤時間は10時。
颯人は8時。
9時ごろ目を覚ますと颯人の姿はなかった。
寝不足のまま仕事に行った。
そして、早々に仕事を終えて自宅に帰った。
今日こそはゆっくり寝る。。。
そう思って居たのに。。。。
夜8時を過ぎると颯人が帰ってきた。
「あのさ~~。。。。泊めてくれない?
俺、別れてから色々考えたんだけど、もう元嫁には未練ない!
やっぱり咲ちゃんが俺のこと1番考えてくれてるってよく分かった。
だから、また一緒に暮らそう?」
「・・・・・・・・・・・」
颯人は口先だけの男だって十分分かっている。
私がちょっと優しくしたら、すぐに調子に乗ってこんな事を言い出す。
やっぱり、昨夜迎えに行ったのが失敗の始まりだった。。。。。