彼の見合いの定義は。。。




「経済観念がしっかりしてる人」




これに尽きるそうだ。








今までに何度も見合いをしてきた彼だが。。。。




彼の要望に答えられる人はお相手は居なかったらしい。




「経済観念って。。。例えば?」




そう聞く私に




「ブランド物に走らないとか?




俺の給料だけでやりくり出来る人かな?」




当たり前のような話だが、今までのお見合い相手には、




彼の要求を満たす人は居なかったと。








「まあ、ブランド好きな人もいるしね。




でも、共働きだったら別に、自分の給料で買っても良いんじゃないの?」




彼の答えはNOだった。




「確かに共働きで、収入源が2つある時は良いよ?




でも子供とか出来て、俺だけの収入になった時にそれ以降買うなって言っても




聞いてくれそうにないじゃん?




だから、初めから興味がない人が良いんだよ。」




言われてみればそうかもしれない。




「咲子ってブランドに興味ないじゃん?




俺さ、今までお見合い沢山してきたけど、どこかで比べてるんだよね。




咲子だったら、多分こうだろうな。。。とか。。。」




「まあ、私はブランド物には全く興味がないしね(笑)




使えれば何でもOK的なところあるしね(^▽^;)」








次の瞬間、彼が想定外の事を言い出した。