颯人との電話を切った後も、考えていた。
どう考えても、今の仕事と掛け持ちできる仕事は簡単に無い。
短期で稼いで、借金だけはさっさと返してしまいたい。
私はもう一度さっきの女性に連絡してみた。
「あの、もう少し詳しく聞きたいんですけど。。。。」
「そう!じゃあ、直接逢って話する?
お店とか見てもらったほうが大体の感じも分かると思うし」
「そうですね。じゃあいつが良いですか?」
「うちはいつでも良いけど。。。。
店長に連絡してみるから、30分後にもう一度連絡貰って良いかな?」
「分かりました。じゃあ30分後に」
そう言って、30分後に連絡した。
「店長は明日でも構わないって言ってるんだけど、そっちの都合はどう??」
「あ。。。私、日中は仕事してるんで、夜なら大丈夫なんですけど。。。。」
「夜ね!今お店改装中だから、営業はしてないの。
だから、こっちは何時でもOKだから。じゃあ、明日の9時頃でも良いかな?」
「分かりました。何所に行けば良いですか?」
「そうね。。。。○○ってデパート分かる?その前に9時でお願いできる?」
「分かりました。じゃあ明日9時で。。。。」
「もし分からなかったら、この携帯に連絡して!私も一緒に行くから」
「はい。分かりました」
こうして私は風俗の面接を受けに行く事になった。