颯人の話を黙って聞いていた。
颯人は、一言一言噛みしめるように話していた。
「今まで、俺が馬鹿なことばっかりやってきて、それでも許してくれて。。。。
ここまで付いてきてくれたのは、咲ちゃんだけだもんな。。。
これからは、咲ちゃんを大事にするから!
だから、今回は許してください!」
結局、この時の颯人の言い分はこれだけ。
結婚するのか、それとも辞めるのか?
核心には触れていません。
「じゃあ、このまま一緒にマンションに住むの?」
「はい!(o⌒▽⌒o)」
そう言ってこの話は終わった。
今思えば、これがプローポーズだったのか??
ってか、浮気した後に、こんな話して。。。。
それがプロポーズだったとは思いたくない!
それから少しして、私達はアパートに戻った。
颯人の家で少し休んで、私は深夜にアパートを出発した。
だって、明日も仕事ですから。。。