アパートに戻ってから、早速颯人に聞いてみた。
「さっき、担当さんと話してたけど、颯人私と結婚するの?」
「( ゜ ▽ ゜ ;)エッ!!
そのつもり今日は見学に行ったんだけど??
咲ちゃん違うの?」
さすがに
「ばーか!お前がまた同じ事繰り返したときに
慰謝料貰える様に見学に行ったんだよ!!」
なんて言えるはずもなく。。。
「ん~~。。。微妙??」
とだけ答えた。
「微妙ってなに~~!!」
「だってさ、今まで散々私にしてきた事考えてみ?
あんた、ついこの前ここで大暴れして出て行ったんやで?
で、やっぱりここに帰らせてくれって戻ってきてさ?
そんなことあるから、先の事考えたら信用出来るわけないやん!!」
「・・・・・」
しばらく考え込んだ颯人だったけど、出た答えは
「咲ちゃんに、信用してもらえるように頑張るから!」
だった。
頑張るも何も。。。
「今までのあなたを見てたら、無理だと思うんだけど??」
その言葉を飲み込んで
「分かった。じゃあ頑張ってみて?」
そう答えた私だった。