毎年この時期になると
やはり考えること。
私が生まれたのは昭和41年
まだ、戦争が終わってから20年ほど。
たった20年前は日本も「戦争」をしていて、母親も戦時中に生まれていたし
おばあさんもおじいさんも
もちろん戦争体験がある。
まだまだ「戦争」が身近で
誰もが「戦争中は…」と口にしていたのを聞きながら育って来た。
特に食べ物を大事にする事には厳しく。
食べれることがどれだけありがたいことかと、毎日のように言われていた。
「戦争」が昔のこととなって
記憶にも薄くなっていく。
それは、とてもありがたい環境。
おばあさんがいつも、おひつの米を一粒残らずかきあつめ、大事に大事に食べていた姿と「戦争」が幼い記憶の中でいつまでも消えない。
今も世界中のどこかで起こっている。
そして、私たちの未来だって、どうなるかはわからない。
どうかいつまでも、「昔」のこととして
知っているだけのものであって欲しい。
いつか赤ちゃんの生まれたウクライナへも親子でゆっくり訪ねて行ける日が来ることも願いながら。