囲い厨のブログ

 上の図、左辺、上辺、下辺を「双方C打ち型」
といいます。


 隅の隣の辺に打つことをC打ちといいましたね!

 黒白の双方ともCに打ってるから双方C打ち型です。

 石の数の違いから、左辺は1:4型の双方C打ち型、上辺と下辺は2:3型の双方C打ち型といえるでしょう。

 攻め方は、簡単です。

 隅をとらせて潜り込む。

ウイング
の時と一緒ですね。

 左辺と同じ形の双方C打ち用意しました。最善手がどうかは無視です。

 攻め方だけ覚えましょう。


囲い厨のブログ-C1

 黒番です。

 上図の左辺を攻めます。

囲い厨のブログ-C2

 黒B2!

囲い厨のブログ-C3

 白A1ととりました。

 次に黒が潜り込む位置がわかりますか?

囲い厨のブログ-C4

 黒A6が正解です。

 これにより、次にA8の隅がとれますね!


囲い厨のブログ-C5

 白B7.

囲い厨のブログ-C6


 黒A8で隅がとれました。

 続いて同じ形の左辺ですが、実は白からも攻めることができます。
 白ならどう攻めるか。


囲い厨のブログ-C7

 局面は変わりますが、左辺の形は同じです。

 白番です。




囲い厨のブログ-C8

 白B7

囲い厨のブログ-C9

 黒A8と角をとらせます。


囲い厨のブログ-C10

 白A6に潜り込み成功!

囲い厨のブログ-C11

 黒はB8に打ち、白がA1をとった場面です。

 上の様子ではH1もとれそうですね。

 このように隅を取らせて潜り込むことで、逆側の角がとれてしまうのです。

 このことは2:3型の「双方C打ち型」でも同じです。


囲い厨のブログ

 最初の図です。

 他の辺は無視して、上辺を攻める場合、下辺を攻める場合、どちらの隅をとらせれば、もぐりこむことができるか。

 黒番白番、どちらだと成功し、どちらだと失敗するか。

 それぞれ考えてみてください!

 本日はここまで!