↑↑↑前話↑↑↑
私はモラ男へ
今までの溜まった鬱憤を
全て言い放ちました。
するとイライラの頂点に達した
モラ男はとうとう
ガンッ
私がしゃがみこんでいた
右側に足蹴りし
後ろにあったキッチンの棚を破壊
そしてその上にあった炊飯器が落ち
私の足へ落下
痛がる私を見ても
何も思わないのか
そのまま反対側を蹴り
シンク下の扉をも破壊
直接的に私に暴力をふるったわけでは
ありませんが
威圧的な態度
物を破壊
その流れで私は怪我……
恐怖を感じる暴力
これは完全にDVでした。
そして
「もう別れよう」
恐い思いはしましたが
私の思惑通り…
あんなに婚約に縛られていた私の縄は
一瞬で解け
やっと私はモラ男から
解放されるんだ。と
心がパーッと晴れたような
気分でした。
「わかった…別れる」
するとモラ男は
私がつけていた家計簿の所へ
たいして貯まっていない
私たちのタンス預金の
半分を持ち出し
私へ投げつけたのでした……![]()
次回【家を出る】

