ある日、島中が騒然となった(*_*)

泣きわめく人、

怒っている人、

抱き合い崩れている人、

叫びながら走っている人、

ただ呆然としている人.

母が泣きながら言った.

『炭坑が爆発したって!!』

『お父さんは昼勤ば頼まれて交代したけん助かったばってん』

『交代した〇〇〇さんに申し訳なかぁ』

私は父が嫌いだったのに。。。

『お父さんツイてるネッ』と喜んでいた.

言うまでもない、母に叱られた。

事故の後 働き口が決った順に次から次と友人知人が島を出て行った。

正直、やっと初めて事故に対する悔しさが湧いてきた。

我が家では 意味不明な家族会議が毎日行われていた。

中村君と一緒の所に引越したいなぁ。。。

私はそれだけが気になって仕方なかった☆

次回へ続く