〇〇リングへ。

つかわねーよ、だから売るんだろ!

あたりめーだろ!どっからどーみても、婚約指輪だろ!

空気読めや‼︎

もう、ありません‼︎私を何だと思ってるの、この子は

お店に向かう車の中で、握りしめてた婚約指輪のケースがすごく寂しそうで。?
色んな思いが走馬灯のようにやってきて。
この指輪が見せてくれたのか。
これをもらった時、嬉しかったな〜
何にも疑わず、ただ、結婚に憧れてたなぁ〜
大学卒業してすぐ、頑張って買ってくれたんだよなぁ〜
カタログ見て、あたしが好きなのと似たやつ選んでくれたんだよなぁ〜
これを売るなんて、なんか罪悪感?。
ひどいことしてる?
いや、そんなことはないよね。
あいつが裏切って、こうなったんだから。
うん…。
あたし、何、迷ってるの?
バカじゃん。
なんであたしが心を痛めなきゃいけないの?
しっかり、自分‼︎
これを売って手放せば、思い出の品は、ほぼなくなる。
そう思ったら、なんか涙が出てきて。
ほんとに終わっちゃったんだな、あたしたち。
幸せにはなれなかったな。
たぶん、そんなに好きではなかったけど、信じてたんだよね。
夫婦として、家族として。
色んな気持ち抱えて、お店に到着。
3組ほど待ってたので、私もソファで待つ。
握りしめたケースを見ながら、心の整理をする。
周りの人は、お皿やビデオデッキを持って楽しそうにしゃべってる。
私は、リングケースと鑑定書を握りしめ、暗い顔。
…病んでるのか、あたし。

そして、私の番が。
店員のお姉さん、
「もう、使わないんですかぁ〜?」
「もらいものですかぁ〜?」
「綺麗なダイヤ、プレゼントされたんですねぇ〜」
と、まぁ、お姉さんとのやりとりに多少イライラしながら、鑑定。
ダイヤの指輪、22,000円になりました。
売却するボタンを押して、取引完了。
最後に、お姉さん、
「前にも、指輪(結婚指輪)売って頂いてますよねぇ〜
また良かったら、指輪もってきてくださいねぇ〜
」
また良かったら、指輪もってきてくださいねぇ〜
」そんなこんなで、無事、売却できました
これも、あのお姉さんのおかげかしらね