その名前にした理由③

名前について、今季3回目のテーマになるのですが、そういえば、
私は名前を3回変えられているんですよね。もちろん親にです。
1回目は、「旺也オウヤ」という名前で。
父が、私がお腹にいる頃に「男に違いない」という確信があったので、けっこう力強い名前が用意されてました。

しかし、産まれてみれば、この通り生物学的な女でした。
それでも、父はこの名前がイチオシだったようで、なんとか女の子でも、このオウヤで押し通そうと頑張りました。でも、さすがに周囲に強く押さえ込まれました。

で、2回目は、「杏奈アンナ」になり、市役所に申請。
でも、当時、杏という字は名前に使えませんでした。今は使えます。
でも、この響きが良いのだ!と父はアンナを変えたくなかったんですね。

では、「安奈」なら、受理されますよ。

と、市役所の方にオススメされたのですが、
「『やすいな』って、そんな安い名前にできるか!!」
と、父は激おこプンプン丸で、市役所を去りました。

★「安」の付いてる名前の方、スミマセンm(_ _)mそんなこと絶対に無いですからね。素晴らしい価値の高い方が多いです。

そうこうしてるうちに、出生届の期限が刻一刻と迫る中、絞り出して3回目、
「令奈(レナ)」にしよう!

となりました。
その名前の間に、「イを入れたい」との母の要望で、「レイナ」になりました。

ここまで読んで、私の父の頭のどこからこの名前が出されていたのか、思考回路が全く分かりませんが、
昭和の時代にしては「なかなかハイカラ(古)なお父さんね。」とよく言われました。


今回のお話が、どれだけお役に立つか分かりませんが、是非お子様に素敵な名前を付けて下さい。