あれ、ボケたかな?…
自分が認知症ではないか、と悩んでくる方がいらっしゃいます。
「この前、どうしても気になって、認知症検査しに行きました」
という方も。
あくまで、高橋の周囲では、という事なのですが、そういった皆さん、結果として「認知ではない」という診断を受けて帰ってきます。
50代以降の患者さんで、そのように悩む方、忘れっぽくなった色々なエピソードを語って下さるのですが、
まあ…面白い話になって、面白い思い出となっています。
日付とか時間とか、そういった数字の面で忘れる方
人の名前を忘れる方
忘れないようにメモを書いて、そのメモをどうしたか忘れる方
立ち上がったら何するか忘れた
とにかく、このエピソードが多いというかほとんどですよね。
で、結論として、「大丈夫」です。
問題は、覚えよう、記憶しようとした時のタイミングと頭の整理状態です。
だいたいタスクが3つくらいある時に覚えるとボケた感じになります。
あ、サラダにかけるドレッシングを持ってこなきゃ→テレビが面白い→あれ、このタレント誰だっけ→足は立っているから、行かなくちゃ→家族に話しかけられて答える→あ、なんか足がちょっと痛い→なんとか立ち上がって足の向きのまま冷蔵庫に行くのは分かる→「あれ、何しに行くんだっけ」
といった感じです。
何かを忘れている、という感覚があればまず大丈夫
問題は忘れていることを忘れていること。
また、私の中で、鍼灸を定期的に受けている人に認知症になった方はいないんですよね。
血行促進がやはり肝なのでしょう😊👇