こちらの、こまこま珍道中です。

 

すでにどこがスワローズでつば九郎なんだかわかんなくなってきている気もしますが、この記事はあくまでも未来のカコちゃんのためのもの。いや、ホントに記録があるのとないのとではいろいろ大違いです。待ってろ、未来の俺!

 

親切なみなさまの、いっときの退屈しのぎ、ちょっとした情報源になれば幸いです。

 

カコちゃんは綿密な計画を立てるほうだと思う。

綿密な計画を、とゆ~より、貧乏性なのですな。

せっかく莫大なヒコーキ代とホテル代(←大げさ)をかけていくのだから、でっきる限り帰宅後に「あ~! あそこ行っとけばよかった!」と思いたくない。

それに、結果的に叶わなくても、札幌でモワモワと妄想している間は楽しいわけです。

 

ですので、美術館・博物館的な場所のスケジュールは常に行います。

 

反面、この「つば九郎DAY」旅行、2日めは神宮球場で過ごすため、午前中に予定を入れたくない、というのも本音としてありました。

 

午前中、まったく予定がない。それが理想です。

 

「ああ、退屈❤」なんてつぶやいたら、絵画館を散歩して、つば九郎店を覗いて、成城石井にお買い物行って、ホテルのレストランでランチして、神宮球場の開場までシエスタ。

 

憧れちゃう❤

 

カコちゃんは原則として1日1イベントで満足なのです。

貧乏なのに、姫マインド。ふふふ。

 

パンダ

 

念のために確認したところ、カコちゃんアンテナにピピン❤ ときたのは、今回行ったガブリエル・シャネル展と、かこさとし展。カコだけに。へでで。

 

 

 

このふたつを天秤にかけたとき、心動いたのは「かこさとし展」でした。

幼少期をバーバパパとだるまちゃんシリーズに慰めてもらっていたカコちゃんですし、ふぁっしょなぼーからは程遠いカコちゃん。シャネル? はぁ? てなもんや。

 

ではなぜシャネル展を選んだのかと言えば、「札幌に来る確率が高そうな方」を捨てた、ということなのです。かこさとし展はなんとなく、ゲーモリか旭川に来そうだけど、シャネル展は来なさそう。そういうへっぽこな勘から判断しました。

 

あと、渋谷と丸の内というのも天秤にかけたもののひとつ。

渋谷のBunkamuraといえば、20歳ソコソコのカコちゃんがベンチで弁当を広げていた場所。

その記憶と今の街がまったく別のものになってしまい、立ち入りにくい、という心情もあったのです。

 

丸の内は大好きな場所。

渋谷の次に働いていたのは銀座で、よくお使いに出かけていたのが東京駅~日比谷・有楽町界隈。それに三菱一号館にはエシレバターのお店と、大好きなカカオ・サンパカがあるではないか。

 

モードそっちのけの理由です。

 

パンダ

 

そうそう。

旅の前、まだ札幌にいたときに「さて、そろそろ日時指定券を購入しようかの」と思って展覧会ホームページをのぞいてみたら売り切れてた。

 

「こりゃ、入れないか、行列かもなー」と思い、ちょっこす入れない方も期待したりして。

「ひゃだ! こんなに行列して●時間待ちなんて!」つってあきらめることができたら、札幌では考えられない2,300円もする入館料も払わなくてよいわけです。

 

そんな思いで出かけてみたよ。

 

 

外苑前駅から表参道で千代田線に乗り換えます。

 

 

おっかちゃん。あれが二重橋だよ、です。

今、♪じんせい~いろいろ♪とか歌っても、若いコはポカーンもしくは「あ~、おばあちゃんがカラオケで歌ってます~」なんだろうなあ。首をカクカクとかしげても、ポカーンなんだろうなあ。

 

今度、やってみよう。

 

現地に行ってみたら、まったく混んでなかった。

すんなり入れました。

 

 

いやあ、行ってよかった❤

 

入り口すぐの展示室はぎゅうぎゅうに人が密だったけど、それを抜けるとほどほど。

モードについては、とんとご縁がないと思っていたけど、ココ・シャネルとゆー人は、バレエ・リュス華やかなりし頃、ストラヴィンスキーと付き合ったり、ミシアと友だちだったり、そういう時代を生きた人だった。忘れてた。「シャネラー」とゆー単語が、カコちゃんに「泉ピン子が大量に購入して着る服」の印象を植え付けていたのだった。

 

シャネルの第1次黄金期の頃はちょうどアール・デコの時代。

東京都庭園美術館も大好きだし、今、アール・デコの頃のジュエリーデザインに興味があるので、これは本当にちょうどよかったデス。

 

見間違いの記憶違いかもしれないけど、シャネルさんは顧客に「アタイの服はスレンダーじゃないと似合わないの。お痩せ、デブ」と言ったとか言わないとか。

 

たしかにフォーマルドレスはグラマラスなダイナマイトばでぃより、スレンダーさんに似合うデザイン。でもスーツなどの(高価な)日常着は体型をひろわない、機能的なお洋服。

特に好きだったのは、濃紺ベースの襟と袖の白が効いたスーツ。海軍の制服をモチーフに、マニッシュさの中に女性らしさが光るヤーツ。絵はがきを購入するほど好き。

 

時代もあいまって、スラブ的なビーズ刺しゅうのドレスやコートも素敵だった。

 

獅子座の女、ガブリエル・シャネル。

なにか、今は言葉にできないようなヒントをいただいたような、よい展覧会でございました。

 

 

 

してまた、場所がいいもね。

 

 

 

いつもはこの辺をチョロチョロするだけ。

 

三菱一号館美術館の建物内のようすは今回初めて見ることができたのだけど、なんと素敵な場所なのでしょう。モダーンな建築も好きだけど、明治時代っぽい感じも大好きカコちゃん。

ときどき夢に見るヴィクトリアンハウスのよう。

 

今回は次の予定が気になって、若干駆け足の感は否めないけど(鑑賞時間は約1時間弱)、次回の東京旅行はちょうどヴァロットン展。後味が悪そうで行こうかどうしようか悩ましいけど、建物プラスの魅力で、やっぱ行っちゃおうかな、と検討中です。カカオ・サンパカでホットチョコレート飲むのもいいわね。

 

 

 

街中、シャネルだった。

 

次の予定まで約1時間。

 

ふとひらめいて、明日3日めの予定にゆとりがあれば行く予定だった、アソコに行くことに。

 

 

キラリトです。

 

 

幸い(?)何も買わずに出てくることができました。

本当にここはクリスタルの量がハンパない。キラッキラです。

オリジナルチャームもなまらめんこいし、アクセサリーパーツも凝ったものが多い。

 

が、最近のカコちゃんはシンプルな、いわゆる丸大・丸小ビーズが好きだし、金属アレルギーが顕著になってきたため、眺めるだけで買わずに済みました。ホ。

 

でもあと3年もしたら既存の金属パーツがサージカルステンレスみたいなアレルギー対応素材に置き換わるかもしれないね。そのときを待つ。とみーとまつ。

 

 

そして、京橋駅から乗り慣れた銀座線へ。

 

 

表参道下車。

 

あれれ? カコちゃん、今日のメインは外苑前駅下車じゃないの?

 

 

いえいえ、まだまだ予定を詰め込んでいたのでした。やれやれ。

 

パンダ

 

ここでひとつおさらい。

 

カコちゃんの「公式SNS」は2022年8月31日現在、このブログと、ついったと、のーとです。

小説作品はnoteとエブリスタでじっくり読めますので、よかったらどうぞ。

 

https://twitter.com/kako_PICNICA011

 

 

 

 

 

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