こちらの、こまこま珍道中です。

 

さて、空の旅飛行機

 

今回は予算の都合で、このところ乗り慣れていたスカイマークではなく、日本を代表する翼、全日空(往路)と日本航空(復路)を利用することになりました。

 

予算の都合といえば、カコちゃんはいつも空港までのJR、快速エアポートはUシートを利用していた。310円から520円に値上がったときもオラオラで(ちっせぇ)利用していましたが、さすがに800円代(料金を覚えてさえいない)ともなると手が出ない。ので、今回は試験的にあきらめることにしました。

カンセンショー前は外国人観光客のみなさんがJRを利用してくださったおかげでなんとか持ちこたえていたJRも、限界だったのでしょう。利用が厳しくなったのは寂しいけど、しゃ~ないです。いっそカコちゃんが往復2,000円近い金額をポンポン支払えるブルジョワジーになればええやん。

 

 

試した結果、今後、行きはUシートを使わず、帰りは使ってもいい、ということにしました。

今回の旅では、行きはいわゆるクロスシート(観光バスみたいなヤーツ。Uシートもこのタイプ)、帰りはロングシート(地下鉄みたいなヤーツ)だったんだけど、帰りは新千歳空港発の終電だったのもあって、混んでるし、キャリーケースの人たちがわっさりいて、それでロングシートで、というのがややしんどいな、と感じたから。帰りって、疲れてるしね。

 

▲クロスシートだからできる

 

 

▲いつも、もしつば九郎先生が柵の向こうに行ったらどうしよう、と思う。そんとき考える

 

 

今回の機種はB777-200。の、パーソナルモニター付き。

初めての体験❤

 

 

してまた、機内両サイドの席は概ね3列であるところ、この機種は機体の形状に沿うようにシートが3列から2列になる箇所がある。これも初めて❤

前方窓側が埋まっていることを言い訳にして、さっそく「41K」とゆー、機内後部は2列めスタートの席にしてみましたよ。

 

▼おまけ/普段はB737-800に乗っているようです。

 

 

これを自分の座席のモニタで見た。

東京オリンピック用の歌舞伎版のが好きだった。

この動画は板前さんがいろいろやったりするのが不思議……。

もっとも操縦士さんとCAさんだけが飛行機商売でお客さまと関わるわけじゃないからね。

狙いはわかる。でもカコちゃんは歌舞伎版が好きだった。

 

 

さて、お座席。

 

 

2座席感が伝わる写真がなくて残念です。

 

 

座席後部左側、モニターがありません。

まあ、見る人もいないのだから、いらないわね。

 

この席に最大のよき点は、窓側に座っても、しっこ起立がラクなことです。

トイレに行きやすい。

そりゃ概ね札幌-東京間だけを移動しているカコちゃんが、トイレのために立つことはそうそうないけれど、それでも気持ちがラクです。

 

 

あと、ひとりの旅のとき、隣に人が来ない率が高くなるかもしれません。

ふたりならなおのこと。

この日は夏休みとゆ~のもあり、チビッコとその一族、という構成のお客さまが多かった印象があって、久々に混み合うヒコーキに乗ったな、という感じがしましたが、それでも隣にはいなかった。

 

今後、前方が取れなかったら、この席を狙いに行くと思われます。

いい席だった。お気に入りが増えました。

 

難点は後方だとゆーこと。

降機が遅くなります。つっても、ちょこっとな。ちょこっと。ちょびっと。

 

 

テーブルはガッツリドリンクホルダーの穴っぽこが開いてました。

安心。でも狭い。

 

 

無問題。

引き出せます。

 

 

カップは鬼滅。

 

 

体脂肪は常々減らしたいと思ってるけど、それ狙いで買ったわけじゃないス。

どんな酷暑にも溶けないものを、と、わざわざ汽車に乗って遠くのじゃっこ(イオン)で購入。

スカイマークならキットカットがつくよね。

 

 

天井にはCAさんを呼ぶボタンも、読書灯のスイッチもありません。

パーソナルモニターで操作する。タッチパネル式。

 

 

大変ありがたいUSB電源。となりはイヤホンジャックだったかな。

さすがにBluetoothイヤホンの接続はないっぽい。

 

 

「ユニバーサルタイプのPC電源」です。

ユニバーサルとゆ~からには、いろんなジャックが差し込めるのでしょうが、ドメスティックに生きて半世紀を超えたカコちゃん、ここに何かを差し込む勇気は出なかった……。

 

 

じゃん。

これがパーソナルモニターと俺、です。

ちなみに俺のカメラは新古品の「PowerShot SX620HS」。10,000円くらいで買った。

去年購入したのだけど、このおかげでいろいろ楽しいひとときを過ごせております。

今、スマホじゃないから。

 

 

前方の親子はママが「シンデレラ」娘が「アンパンマン」を鑑賞されていた(声が漏れてたのと画面が目に入ったので確認)。

カコちゃんが気に入ったのは、この現在地がわかるヤーツだったな。

 

 

特に好きだったのは、この画面。

高度とか目的地までの時間とかがわかる画面。

約12,000メートル(40,000フィート)で安定飛行になるらしい。

 

 

このくらいが40,000フィート。

この日、後述する雷警報以上に山形県上空の線状降水帯の豪雨による被害が話題になっていたようだけど(新幹線が不通になっていたそうで)、その雲も見たよ。

あまりに凄くて撮ってないけど、中にラピュタが仕込まれていそうな感じの雲。

それを若干見下ろすような感じ。

 

 

パーソナルモニター導入により、シートポケットにあった機内誌も電子書籍に。

ほうほうとモニターで読もうとトライしたけど、ん~、何か違う感じがして、やめた。

 

いつも老母マサコのおみやげにもなるこの冊子。

所望すれば新品を持ってきてもらえます。CAさん、ありがとう。

さりげにおみやげカタログもくれたりして。

 

冊子はこれまでのA4版からA5版になり、縦書き(扉右起こし)から横書きになり、フォントサイズが大きくなり、3ヶ国語対応になった反面、どうにも中身が薄くなった印象が否めない。

「これが、昭和生まれも半世紀、ってことかぁ」と、しみじみする。

 

▲このあと、「雨のバカー」と絶叫することになることを知らない、つば九郎先生のエイリアス

 

 

高度を下げるごとに濃いグレーになる風景に、覚悟はしていたけど、雨、ざんざん降り。

 

 

半世紀以上生きてきて、初めての「機内待機」。

もっとも飛行機は18歳以降、多くても年に3往復程度だからね。たいしたことない。

「上空待機(新千歳上空で1時間くらい)」はあったけど、着陸してから閉じ込められたのは初めて。何事も初めての出来事は、新鮮。

 

 

気の毒だったが、ものすごく滑舌がよく、みんなの気持ちを代弁していた。

 

 

 

 

急にゲートに向かうために動き出すことがあるから、シートベルト着用サインはついたままだったけど、どなたか乗客ひとりトイレに向かうのを見たカコちゃん、次を狙って腰を上げました。

 

めったに入らない、それも最新型の旅客機。

スーツさんよろしくトイレレポートでもしようかな、と一瞬思ったけど、しっこをしたら気が済んだ。

 

 

 

うすらぼんやり考えていたのは、昭和~平成前期なら、この状況でも捌いてただろうな、ということ。

「冬こそJR」と、悪天候でもバンバン特急を走らせていた時代。「殉職、上等!」みたいな。

「何やってんだオラ」ではなく、コンプライアンス意識が高いとゆーか、そういう時代になったんだなー、と。

もっとも、空港業務については昭和の時代から「雷警報のときは退避」だったのかもしれません。

そう。大雨じゃなくて、雷だからね。

 

 

 

そう。このトーマス状態を撮ってないのは残念だった。

上手に撮れる気がしなかったんだよなー。

それでも滑走路がどんどん飛行機の行列になっていく、ということは上空待機も多かったでしょうに。いやはや、みなさん、本当にお仕事ありがとう、です。

 

 

 

と、ゆーわけで、定刻10:05のところ、ゲートを抜けたのは11:20頃。

 

 

 

 

いやもう、何度見ても、この板前さんが不思議。

わかってるよ? わかってるんだけど。

 

 

終わりじゃなかった!

 

 

 

さすがにパーソナルスペースを確保できないままの、待機1時間追加は厳しかった。

周囲の人たちもへなへな感満載だし、どのターンテーブルも人で取り囲まれてるし、数少ないソファはカンセンショーの影響で半分しか使えないようになってるし、カコちゃんだって、予定がまるでないわけでもなく。

 

こーゆーときは「厄落とし」と思って、普段できないこと、かつ、このときにできることをするよりほかない。とゆーことで、普段なら絶対にやらない「手荷物受取所を端から端まで歩行」してやった。

そうすると、学校名を背中にデカデカと貼り付けた母校のコたちの集団が。

そしてまさか宿泊先まで同じだったことは、このときには知るよしもないカコちゃんなのだった。

 

 

とゆーわけで、予定よりも2時間遅れで、東京の旅が始まります。

 

パンダ

 

ここでひとつおさらい。

 

カコちゃんの「公式SNS」は2022年8月17日現在、このブログと、ついったと、のーとです。

小説作品はnoteとエブリスタでじっくり読めますので、よかったらどうぞ。

 

https://twitter.com/kako_PICNICA011

 

 

 

 

 

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