こんちばんはピンクハート カコちゃん(仮)50歳です。

 

 

……あれから1週間。

半世紀生きたんだなあ、と感慨深い。

なぜなら、身体のへなへなが長く取れなかったから。

 

それでも毎度毎度、終わってみると

 

楽しかった~

 

です。

 

たくさんのお客さまと直接触れ合えるこの機会、本当にありがとう、です。

 

 

 

 

と き:2021年10月3日(日)12:00~16:00

ところ:北海道自治労会館(北海道)4階・5階 (札幌市北区北6条西7丁目5-3)

入場無料/おとながい推奨

 

文学フリマ札幌2021/10/03

 

お隣には横浜から来札された小紫蘭(こむらさき らん)さん。

 

憧れの「文フリ全国行脚」さんです。

 

カコちゃんの暴れっぷりは、蘭さんのブログに詳しい。

……若干の勘違いは否めないけど。

 

あのね蘭ちゃん!

カコちゃんはR-18小説を書いているのではなく、新人文学賞は新潮社の「女による女のためのR-18文学賞」に応募することが多い、ということです。

 

まあたしかに『深緑の夜に』は、まず読ませられないけどね。

 

 

とはいえ、カコちゃんも文フリ開催前に「どれどれお隣さんはどんなかた?」とブログを覗きにいって、若干のビビリは否めなかった。

 

キラキラ    ハート   音符   キラキラ   むらさき音符 キラキラ 音符  

メルヘン音符

ハート キラキラ    ハート   音符   キラキラ   むらさき音符 

 

この言葉がカコちゃんの中でいかに歪んで染みていたか。

 

勝手に「まいったなあ、終始黒目が宙に浮いてて、会話が噛み合わないのではなかろうか」と不安がっていた。

 

だがしかし。

そんなのは杞憂なわけです。

 

▲まだ開場前。ほぼ会話も交わしていないタイミングで撮らせていただきました。

 SNS掲載の許可も得ています(口頭)。

 

とても常識的な、テキパキとしつつ落ち着きがある、それでいて芸術家としての狂気の炎を感じさせる、朗らかで可愛らしいお嬢さん(アラサーちゃん)でした。

チラシに試し読みを添付したり、自分の作品の紹介も的確で、「太宰の『女生徒』ご存知ですか?」がパワーワード。それで「知ってます」と返答された方はほとんど彼女の推し作品『千秋の日記』を購入されていましたよ。

 

……お客さまのね、オーラ(のようなもの)がパッと変わるんだよね。

購買意欲が芽生える瞬間というのを、カコちゃんは何度も目撃した。

BOOTH貼っておきますね。

 

 

端正な文体は、なるほど、話しているようすをよくよく聴けば、なるほどなあ、という感じ。

 

読書は大人になってから、とのことだったけど、現代の作家よりは近代の作家を読まれるようなのも、その表現やご本人にあらわれている。

 

作品の第一印象としては「なんと端正な文体だろう」です。

 

あと印象的な遠征組の方、明里好奇(あかりこうき)さん。

 

 

 

 

 

お客さまとしてお越しくださいました。

札幌へは、なんと奈良から! いやあ、引き寄せた~とカコちゃん喜びました。

奈良、好きなんだよね。行きたいんだな。

 

ブースの、1列挟んで斜め向かいにおられた方。

そちらから気になって来られたんじゃなかったかな?

「んもう気になって気になって」とおっしゃっていた。

 

しかもですよ?

お買い求めいただいた上に、入浴剤をくださった!

どうもありがとう!
 

いつかカコちゃんが全国行脚するときに、おふたりにはきっとお会いできることでしょう。

 

パンダ

 

今回のカコちゃんは本当にポンコツ。

 

 

ものすごくやる気ない感じ。

唯一、日経MJでも紹介された集客力を持つ、つば九郎先生。

 

売ったもの

 

おおえせんりひん(戦利品)

 

短編小説シリーズ「PICNICAMERA」は今回で15作品をラインナップ!

だもんで説明がめんどくさい長くなってしまうのでお客さまへのお声がけは、ひたすら「よかったらリーフレットどうぞ~」。

 

新しいリーフレットでもないし30枚でええやろ、と思ってたら1時間ちょいで品切れ。

……これはヤバいと近所のファミマで20枚増刷。

いやいやもう、全然足りひんかってん。

しかも長辺綴じのところを短辺綴じにしちゃうし(お持ちの方、レアです!)。

最後の方には写メっていただいたり……。ホント、ポンコツです。

次回は少なくとも70枚、あるいは100枚あってもいいかもね。

 

蘭さんのパワーワード「太宰の女生徒」に変わるカコちゃんの武器、「これ(PICNICAMERA)ね、15種類あるんですよ!」。そしてバンバンとPICNICAMERAを叩く。

 

お客さまの顔が「えっ! そんなにあるの?」となったら、購買コンサルタントカコちゃんの誕生です。っつーか、ホント15種類あるから、カタログを読み込むか、選んでもらわないと買えないよね。

 

アッハッハ。

 

そう。

売りまくっていくうちに、しゃべりながら

 

「あ~、このテンションはアレだ、バナナのたたき売りだ」

 

と、しみじみ思ったとです。

 

カコシです……。カコシです……。カコシです……。

 

パンダ

 

『落選小説集01』もこれまででいちばん売れました! ありがとう!

 

最新作のPICNICAMERA、まだ収録できる作品がなくて『落選小説集02』に入れられていない『ボクんち。(2次選考通過作品)』の説明をするときに、

 

「この神宮球場のヤツは、本当はここに入れたいけど、あと1本落選作を作らないと入れられない(うんぬんかんぬん)」

 

と言いながら「いやもうカコちゃん、受賞したいの? 落選したいの? どっち???」と自問自答。

 

わがんね!

 

小説家としてのビッグチャンスと目先の楽しみ、どっち取る? って話です。

でもね、賞を取ろうと取るまいと、喜びの本質は同じだからね(規模は大違い)。

 

パンダ

 

そして何より楽しい

 

お客さま

ウォッチン。

かつて、美しい過ぎるスワローズファンのお客さまとしてPICNICAMERAと『深緑の夜に』をご購入くださった河原藍さん。

 

 

今回ようやく出店者としてご一緒できました❤

彼女はNMTBやオンラインイベントにも積極的に参加されている方。

カコちゃんは『パクチーガールガイドブック(仮)』を今回購入。

お互いにスワローズのコスプレを見せ合いっこしたり。藍さんはさりげないコーディネートで、リアルでもおかしくない組み合わせだったけど、カコちゃんは明らかに観戦スタイルでとても外には出られない格好だったことだよ(ファミマ行くときは脱いだよ。マスクカバーも)。

 

以前、ちょっとした場所で所属していたときに、向かい側に座っていたけど、ほぼ接点がなかったあのコ。でもなんとなく「文フリ臭(? どない?)」がしていたな~と思っていたら、出店者として参加されていました。

 

そこ場所をカコちゃんが離れるときに、ほのめかしはしたけれど、本当に会えたのは嬉しかったな~。

これを機にTwitterを相互フォローしたので、よかったらどの人か探してみてくださいムフフ。

 

「ロマンスバカ! ロマンスバカ! ああ、ロマンスバカで探してたからわからなかった!」とおっしゃりながらブースを探してくださったお姐さん。

とゆ~と、ブログからのお客さまですよね? もしくはnoteかな。

 

自分で言う分には何とも思わなかったけど、他の人が「ロマンスバカ!」と連呼する姿は、なんつーかシュールでした。いや、探してくださって、本当にありがとう!

 

畜ペン!

畜ペン!

 

と連呼しながらブースを訪れてくださった女学生コスプレガールとそのお友だち。

コスプレガールがつば九郎先生をご存知で、日経MJよろしく、立ち寄ってくださったようす。

 

「これね! 畜ペン!」

「こちらの作品に登場しますよ」

「えマジっすか! やるな畜ペン!」

「畜ペン?」

「そう! こいつ畜ペンなの!」

「そのあたりのことも、こちらに書いてますから」

「でもね、こいつのブログがなまら泣けるんだわ」

「そのあたりのことも、こちらに書いてますから」

「あ、じゃあその畜ペンください」

 

……面白すぎる。

 

どうもあがりとう。

ね? 畜ペンぷりたつだったでしょ?

楽しんでね。

次回、もし会えたら大人買いしてねラブラブ

 

あと文学的貫禄ぷりたつな紳士が『落選小説集01』を手に取られた日にゃ

 

ひぃぃぃぃ!

 

ってなる。

なにしろ収録作品の『深緑の夜に』は、見るに堪えないお下劣下品な文体で、どこまで純度の高い恋愛を描けるのか、に挑戦した作品だから。

 

「これ、落選したの、あ、ホントだ。……最終選考にもいったんだね」

 

……まいったなあ、いや、いいんだけど、申し訳ない、と思っていたら、なんと、どこかの賞で選考委員をお務めの方でした。

 

ちょっこす安心。

 

そのほかにも「私も純文学を書くのですが、あなたにとっての純文学とはなんですか」ガールとか、「平和! 平和って、あの平和ですか?」と、札幌圏の函館本線の駅でもっともどうでもいい(貨物には重要)駅をクールな短編小説に仕上げた『平和の虹』を購入してくださった方や、カコちゃんが当初てっきり地元民だと思ってバナナ(もとい、PICNICAMERA)を叩き売ろうとした名古屋から来たガール、おみやげにふさわしい作品を選べてヨカッタ。ありがとう。

また来年後編を買う、とPICNICAMERA唯一の前後編の前編を購入された方もおられましたな。

 

半分冗談でつくった(ヒドい)PICNICAMERA全巻セット(なんと! 500円引き!)と落選小説集とセットでお買い上げくださった方もおられました。ありがとう。

 

▲お嬢さんに許可をいただいております。

 

細部に神は宿る。

 

パンダ

 

PICNICA011はこれまで第1回~第3回 文学フリマ札幌と、NMTB2019に参加しています。

 

その歴史(おおげさ)は、こんな感じ。

 

本 第1回 文学フリマ札幌

 

本 第2回 文学フリマ札幌

 

本 第3回 文学フリマ札幌

 

本 NMTB 2019

 

 

 

パンダ

 

ここでひとつおさらい。

 

カコちゃんの「公式SNS」は2021年10月10日現在、このブログと、ついったと、のーとです。

文フリに持っていった作品はnoteとエブリスタでじっくり読めますので、よかったらどうぞ。

 

https://twitter.com/kako_PICNICA011

 

 

 

 

 

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