前日の体調不良は幾分やわらぎ、ホッとする。

なぜなら、この日、ちょっとしたビッグイベントが控えていたから(当社比)。

 

東京に行ったら、深川不動堂のお不動さん・待乳山聖天さん・浅草寺の観音さんにご挨拶をしたい。もう、すっかり習慣になってしまった。

 

ギリギリまでホテルにいて、11:00からのお護摩に間に合うようにダッシュ。

するも、東京駅で荷物を預けて、とかやってたら、間に合わなかった。

5分程度だけど、やっぱりもったいない。残念。

 

予定の調整はできなくもなかったから、いっそランチも門前仲町でとって、そのまま13:00からのお護摩までいようかな? と思ったけど、やめた。

 

むしろ、いようと思ったら、ずーっといられた。

 

どこでも、とゆーわけではないのだろうけど、お気に入りの神社仏閣は、ボーッとしているだけで、そこにいられるんだと思う。吹雪とかじゃなかったら。

 

ちなみにこれらのお寺のおみくじは「元三大師御籤」がベースです。

 

 

 

 

83番 凶 ※24番 
歩を挙げて運端に出ず 
高枝未だ攀(お)るべからず 
頭を昴(あ)げて皎月を見れば 
猶黒雲の間に在り 

 
足を高々と挙げて、雲の端に出てみたが、 
月中にある桂花の枝は、まだ手折ることができない(「月中の桂を手折る」とは科挙の試に及第するたとえ。また「攀(お)る」は「攀ず(攀じ登る)」の意味とも取れる)。 
月は──とみると、 
なおまだ黒雲の間にあって、暗くぼんやりしている。 
 
望みが高すぎて、実がそれに伴わない兆。不相応の望みを起せば、災いに逢う。 

 

 

そしてうんこ。違う。浅草。

 

 

 

53番 末吉 ※吉 
久困漸く能く安んず 
雲書、印権を降す 
残花終に実を結び 
時亨り、禄自ずから遷らむ 
 
久しい苦労がやっとむくわれ、 
目上からお墨付きの書類と、役目をあらわす印章を与えられた。 
残り花に実が結んだように、 
時節が到来して、地位も自然に昇進するであろう。 
 
春風に氷が融けるように、今までの困窮苦難も漸くまぬがれられよう。

 

 

ここがいちばんのパワースポットだそうですね。

 

 

神奈川・三浦大根が、どどん。

お供えしても、おさがりがいただけます。

 

 

 

待受に、いかがでしょう?「心願成就」ですよ。

 

 

そして、浅草寺。

 

浅草寺では、いつも本堂に上がる。

外陣まではでかいお賽銭箱もあるし、授与品の売り場やおみくじもあるから賑やか.

見上げると龍と天女さまがいらっしゃる。待乳山もそう。見惚れる。

 

ほんで、靴を脱いで内陣に上がる。

荘厳な御宮殿。

ご本尊は秘仏だけど、脇にお不動さんと愛染明王さまがいらっしゃる。

裏にまわると聖観音さま。

 

「そういえば」と思って、今回は14:00からの「夕座」に参加してみた。

時間にゆとりを持って行ったけど、老若男女が既に法要を待っていて、やっぱり聖域なんだなーと思った。

詳しいことはわからないけど、お護摩ではなくて、おそらく華水供。

おりんみたいのが、召使いのための時の鐘みたいな「ちん」といった印象。

あれ、何て言うんだろう?

お坊さまも、鳴らしすぎないようにか、鳴らしてすぐ指で押さえたりして、微妙に音の調整をしていたのも興味深かった。深川のお不動さんのブルーノート仕様とは、真逆。でも太鼓はある。

 

そして、もっそい興味深く、どうしていいかわからなくなったこと。

全身グッチづくめのアジアのお嬢さん(タイとか?)が、小さな焼香台を「煙を悪いところにかけると、たちまち治る」みたいなアレと解釈して、自分の身体や持ち物に、片っ端からかけまくっていた。

もっとも法要が終わってからだったからいいんだろうけど、そこに横入りしようと純日本人な女性が、結果的に負けてたのが面白かった。

 

内陣でぼーっとして、「ここで合宿できたらいいなあ」とか、ぼんやり思った。

 


 

そもそもいちゃもんアタックするくらい、観音さまのことが好きで、本当に気兼ねなしに(まあ、リアルな人じゃないからね)甘えられる。

 

残念ながら、なまら寒くて叶わなかったけど、季節がよかったら信心深い人ぶって、あそこでシエスタしてたと思う。

 

 

■10番 吉 ※大吉 
旧用多く破れを成し 
新更して始めて財を見る 
改めて雲外の望を求むれば 
枯木春に遇うて開く 

 
安逸をむさぼった結果、多くの物に破綻が生じ、 
旧態一新の大改革をして、はじめて財政も安定する。 
そうなれば、痩せ細った新月がだんだん満ちて満月になるように、 
一度枯れた冬木も、春になって再び花を開かせるであろう。 
 
旧態に安穏とせず、心機一転すれば吉。 
再び運も開く。 

 

パンダ

 

 

今回の旅は、予算(現金)が本当に確保できなくて、いつも買うお守りや祈祷もできずじまいだった。晩ごはんは大丸のポイント使ったりしてたし。

だもんで、ランチは芋しるこ。

 

それでも大好きな舟和だし、ラムが添えられてあって、おいしゅうございました。

旅気分。

 

そこはかとなく、緊張。

 

そして旅は、もうひとつの本テーマへと、くづつ。

 

I'm sorry Please forgive me   I love you   Thank you