恒例、東京さとがえる旅行。

いつも2日めは矢野顕子さんさとがえるコンサート。

ですので、日中のすけじゅーるは、空いているといえば、空いている。

 

1日めにしてもそうで、今回の裏テーマとしては「いつ死んでもおかしくないから、今、逢う」だった。

友だちあっちゃんの息子さんが17歳で落命する、という出来事が2019年の冒頭で起こった。

自分の年齢を考えると「第一次、若かったあの人が……」ラッシュでもある。

地方の友だちはともかく、東京の友だちは「いつでも会える」と油断して、万が一のときに、もっそい後悔しそう、と思い至った。

 

大宮に住むあっちゃんちに行って、息子くん(4歳の頃に、カコちゃんのブラジャーを頭からかぶって喜んでためんこいコ)の仏前に手を合わせたかったんだけど、それは叶わず。

と同時にしばらくあっておらず、年賀状で「あいたいねー(棒読み)」が続いていた、中学の同級生である「あねご」と「たしろ」に、久しぶりに連絡をした。

 

「おー」となって、まず日程が決まり、「では、どこで会おうか」で、停滞。

 

せっかく「東京旅行」をするカコちゃんのためには、というポイントと、地元だと決まったルートしか行かなくなり、観光客のニーズを満たせるのか、という彼女らの不安もあった。

そういうもちゃもちゃを経て、以前、皇居乾通り一般公開に行ったのを思い出した。


前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、この日が最終公開となった大嘗宮に行くことに。

 

大嘗宮一般参観及び令和元年秋季皇居乾通り一般公開について
https://www.kunaicho.go.jp/event/inui-r01aki.html

 

観覧レポートとして秀逸かと思われる、桜井識子さんのブログ記事をリプログしておきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンダ

 

東京に不慣れなカコちゃんのために、あねごとたしろが東京駅のホームで待っててくれた。

カコちゃんときたら、総武線=中央線各停と勘違いしており、危うく船橋に運ばれるところでしたよ。神田で乗り換えて、東京駅のホームについたら、かぶりつきマダムがふたり。

 

もっそい絵面だったので、写メしたかったけど、間に合わず。

 

お互いの変貌と変わらなさにゲラゲラ笑いあい、ご挨拶。

 

して、さっそくたしろの大声による、あねご、いい迷惑エピソードなど聴く。

 

あねごが待ち合わせ時間にゆとりを持って、東京駅構内のカフェでマターリしていたところ、カフェに到着したたしろが入り口から客席に向かって「ヨシコさぁん! ヨシコさんいらっしゃいますかぁ~???」とアナウンス。

 

……ホーム待ち合わせで、よかった。

 

「皇居には便所ね~からな(意訳)」という構内アナウンスで、構内トイレ、爆混み。

カコちゃん、観光客としての勘で、KITTEで放尿することに。

皇居に向かう途中のテナントビルなら、どこでも大丈夫な気がしました。

 

呑気に近況報告。

 

よそのみなさんにはどうでもよいような、3人の中ではいちいちほうほうと感心するような情報を交換。ピックアップすると、あねごはレーシックの手術をし、プロの酒飲みになっており、たしろはサンフレッチェ広島の熱烈なサポーターになっていて、前日羽田着21:40のシコーキで広島遠征から帰ったばかり、私はつば九郎先生の追っかけになっていた。

 

その程度。

 

あとはその場にいない、のんちの話題と、そのキャラクターについてなど。

 

パンダ

 

大嘗宮は、カコちゃん言うところの「ランゲルハンス島の午後」エリアに建設されてました。

江戸城の石垣は、立入禁止。ちぇー。

 

公開最終日とゆーのもあって、もっそい行列だったけど、リアルに見てよかったです。

若干スタンプラリー的な、行くことに意義がある、っぽさもあったけど。

 

それでも皇居は本当に気持ちのいい場所。

いつも晴天、っつーのもあるのかもだけどね。

 

「私、連続で皇居来てる……」とは、あねご。

 

私より少し前、高校のお友だち(我々は中学の同級生)が札幌から来て、行ったのだそうだ。

LINEでの段取り中には一切言わずに、そろそろ出口、河岸変えよ~ぜ、っつうタイミングでつぶやくこの気遣い。

 

ごめん&ありがとう。

 

ふと、訊いてみた。

 

「なんだよーカコくん(実際には名字)来てたんなら、連絡してくれても~」

 

なんつーから。

 

「もし誘ったら、アッコちゃんのさとがえるコンサートとか、神宮戦とか、行く?」

 

と。

 

「ううん、行かない。」

おそらく我々が長い間合わなくても、合えば気を使うこともなく、リラックスして時間をともに過ごすことができるのは、こういうことかな、としみじみ思った。

 

ちなみにあねごは、飲み放題なら考えてもいい、だそうだ。

もっそい気持ちわかる、と思った。やれやれ。

 

そしてパレスホテル(おそらく最後にみんなでお茶をしたのが、パレスホテル。こーゆーのはすべて、A型気質のあねごが記憶してくれている)の地下から池袋へ移動するのでした。

 

I'm sorry Please forgive me   I love you   Thank you