もう1カ月以上経ったんだが。
また2月に行くんだが。
メモとして残しておきたいのでありんす。
2019年東京さとがえる旅行の1日目は「何かイベントあるかな~」と探したところ、ヒットしたのが、美術展ふたつ。
そのうち「カルティエ、時の結晶」に行ってきましたス。
ちなみに見送ったのは、東京都庭園美術館でのアジアっぽいヤーツ。
カコ@PICNICA011@kako_PICNICA011
さかで、カルティエなう。 https://t.co/OLM16RHSCi
2019年12月07日 15:42
買ったことも、お店に入ったこともなかったけれど、ジュエリーとか宝石とか、ラグジュアリーとかキラキラとか、そういうの、大好き。
で、いちばんの目的は、
ミステリークロック!
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ま、そんなもんス。
この巻に出てきたカルティエのミステリークロック「モデルA」。これの実物が展示される! ってことで、いそいそと出かけてまいりました。
もうひとつ、行きたいスイッチが入ったのが、会場構成。
「新素材研究所/杉本博司+榊田倫之」による什器類や宝飾品以外の装飾を手掛けられていました。
カコちゃんにとって杉本博司さん作品との出会いとは、新婚旅行で行った直島。
家プロジェクトのガラス階段の神社(護国神社/アプロプリエイトプロポーション)や海景シリーズの写真など。
カコ@PICNICA011@kako_PICNICA011
えべれーたー、だん。 https://t.co/63h07rwO5K
2019年12月07日 16:00
エレベーターのこと。
そもそも小さ目の展示物だとゆーのもあり、入場制限がかかっていました。
まず、序章「時の間」では、これでもかっ! のミステリークロック。
シフォンの円柱の中に鎮座する宝飾時計を目にして、脳内は「三田村館長、三田村館長」
。たまに「翡翠(フェイツイ)」
仕組みを知っても、素材の高級さを知っても、一見、おみやげもの屋さんの売り物みたいに見えなくもない。
それでも、その技術を思うと、すーっと吸い込まれていくような感じがして、結果的に宝飾としての感動で眺めちゃう。つまり、今のとっ散らかった我が家にあればおみやげものだし、美しい家具の中にあれば、実用的な宝飾品、とゆーことでしょう。
次!
第1章「色と素材のトランスフォーメーション」では、もう、貴和製作所を彷徨うような(カコちゃんスケール)、キャーキャー感満載! とにかく、これでもかっ、って程のジュエリーがモリモリ。
キラキラへの感動が落ち着いていくと、「カルティエ、ですから」とでも意思表示するような、素材への捉え方に感心する。大きな宝石もたくさん使うんだけど、インクルージョン上等、なんだよね。カワセミの羽根すらも、宝飾品。全部が「ね? キレイでしょ?」なオーラを発しているようなエネルギーが伝わってくる。
第2章「フォルムとデザイン」は、もう、お店に出かけて行ったような、ミーハー心が刺激されまくりッ! 「タンク」「パシャ」「トリニティ」「LOVE」などなど、カコちゃんでも知ってるアレやアレが、わんさかわんさか! いやもう、楽しかったス。
これは第3章「ユニヴァーサルな好奇心」かな?
大きな楕円形の什器の作品群は、撮影OKでしたよ。
ちなみに、上の写真でぼんやり光っているのは、無料貸出のスマホガイド。
スマホごと貸してくれるんだよ。
ジュエリーで旅をするような。
ホント、小宇宙。
「パンテール/タイムレスな象徴」。
カコちゃんがカルティエを「大阪のおばちゃん」的印象を抱くに至った大きな要因。
「新しい女性と自由な時代の象徴」としてのフォルム。
で、豹のフォルムを延々眺め続けると、叶姉妹が脳内で大量発生。
ファビュラスくん(恭子さまの愛猫)みたいなね。
それでも、意味がわかると、急にメッセージがドドン! と届く。
その瞬間も楽しかったな~。
「アーカイブ/ルイ・カルティエの好奇心」は、デザイン案や資料。展示の導線として、これをラストに持ってきたのは、どういう意図なのかな~と思いつつ、なるほど、これがカルティエの、あのキラキラの土台、つまり、貴石の中にインクルージョンてんこもりだろうと、ただの鳥の羽根だろうと、宝飾品になりえる根幹なのだな~、と受け止めると、一気に気分は世界旅行。地球上の美と、カルティエという世界の美を眺める。いい気分。
そんでもって、新素材研究所による会場・什器のデザイン。
これまた心地よく、ふわ~っと誘われる感じ。木や石、古美術とカルティエのキラキラが同じ場所で物語をつくり、観覧者はその物語から立ち上る匂いを、くんくん嗅ぐ感じ。
もっとも、そもそも「見どころは什器デザインも、ですよ~」ってアナウンスがあったから、そう感じたのかもしれないけどね。
心地よくキラキラ酔いして、退場。
美術館、という場所が好き。
階段や窓すら格好いい! と思いながら、酔い醒ましをし、晩ごはんの買い出しに移動しましたとさ。
I'm sorry ・ Please forgive me ・ I love you ・ Thank you