もう1カ月以上経ったんだが。

 

また2月に行くんだが。

 

メモとして残しておきたいのでありんす。

 

2019年東京さとがえる旅行の1日目は「何かイベントあるかな~」と探したところ、ヒットしたのが、美術展ふたつ。

 

そのうち「カルティエ、時の結晶」に行ってきましたス。

ちなみに見送ったのは、東京都庭園美術館でのアジアっぽいヤーツ。

 

買ったことも、お店に入ったこともなかったけれど、ジュエリーとか宝石とか、ラグジュアリーとかキラキラとか、そういうの、大好き。

 

で、いちばんの目的は、

 

ミステリークロック!

 

 

 

ま、そんなもんス。

この巻に出てきたカルティエのミステリークロック「モデルA」。これの実物が展示される! ってことで、いそいそと出かけてまいりました。

 

もうひとつ、行きたいスイッチが入ったのが、会場構成。

「新素材研究所/杉本博司+榊田倫之」による什器類や宝飾品以外の装飾を手掛けられていました。

 

カコちゃんにとって杉本博司さん作品との出会いとは、新婚旅行で行った直島。

 

家プロジェクトのガラス階段の神社(護国神社/アプロプリエイトプロポーション)や海景シリーズの写真など。

 

 

エレベーターのこと。

そもそも小さ目の展示物だとゆーのもあり、入場制限がかかっていました。

 

乙女のトキメキ

 

まず、序章「時の間」では、これでもかっ! のミステリークロック。

シフォンの円柱の中に鎮座する宝飾時計を目にして、脳内は「三田村館長、三田村館長」

。たまに「翡翠(フェイツイ)」

仕組みを知っても、素材の高級さを知っても、一見、おみやげもの屋さんの売り物みたいに見えなくもない。

 

それでも、その技術を思うと、すーっと吸い込まれていくような感じがして、結果的に宝飾としての感動で眺めちゃう。つまり、今のとっ散らかった我が家にあればおみやげものだし、美しい家具の中にあれば、実用的な宝飾品、とゆーことでしょう。

 

次!

 

第1章「色と素材のトランスフォーメーション」では、もう、貴和製作所を彷徨うような(カコちゃんスケール)、キャーキャー感満載! とにかく、これでもかっ、って程のジュエリーがモリモリ。

 

キラキラへの感動が落ち着いていくと、「カルティエ、ですから」とでも意思表示するような、素材への捉え方に感心する。大きな宝石もたくさん使うんだけど、インクルージョン上等、なんだよね。カワセミの羽根すらも、宝飾品。全部が「ね? キレイでしょ?」なオーラを発しているようなエネルギーが伝わってくる。

 

第2章「フォルムとデザイン」は、もう、お店に出かけて行ったような、ミーハー心が刺激されまくりッ! 「タンク」「パシャ」「トリニティ」「LOVE」などなど、カコちゃんでも知ってるアレやアレが、わんさかわんさか! いやもう、楽しかったス。

 

 

これは第3章「ユニヴァーサルな好奇心」かな?

大きな楕円形の什器の作品群は、撮影OKでしたよ。

 

ちなみに、上の写真でぼんやり光っているのは、無料貸出のスマホガイド。

スマホごと貸してくれるんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュエリーで旅をするような。

ホント、小宇宙。

 

「パンテール/タイムレスな象徴」。

カコちゃんがカルティエを「大阪のおばちゃん」的印象を抱くに至った大きな要因。

「新しい女性と自由な時代の象徴」としてのフォルム。

 

で、豹のフォルムを延々眺め続けると、叶姉妹が脳内で大量発生。

ファビュラスくん(恭子さまの愛猫)みたいなね。

それでも、意味がわかると、急にメッセージがドドン! と届く。

 

その瞬間も楽しかったな~。

 

「アーカイブ/ルイ・カルティエの好奇心」は、デザイン案や資料。展示の導線として、これをラストに持ってきたのは、どういう意図なのかな~と思いつつ、なるほど、これがカルティエの、あのキラキラの土台、つまり、貴石の中にインクルージョンてんこもりだろうと、ただの鳥の羽根だろうと、宝飾品になりえる根幹なのだな~、と受け止めると、一気に気分は世界旅行。地球上の美と、カルティエという世界の美を眺める。いい気分。

 

そんでもって、新素材研究所による会場・什器のデザイン。

これまた心地よく、ふわ~っと誘われる感じ。木や石、古美術とカルティエのキラキラが同じ場所で物語をつくり、観覧者はその物語から立ち上る匂いを、くんくん嗅ぐ感じ。

もっとも、そもそも「見どころは什器デザインも、ですよ~」ってアナウンスがあったから、そう感じたのかもしれないけどね。

 

 

心地よくキラキラ酔いして、退場。

美術館、という場所が好き。

階段や窓すら格好いい! と思いながら、酔い醒ましをし、晩ごはんの買い出しに移動しましたとさ。

 

I'm sorry Please forgive me   I love you   Thank you