どうも、カコちゃんです。

 

今日6日(木)未明、横揺れで目が覚めました。

これを書いている今、結局平常通りに運行しておりまして、

まだちょっこすもろもろ気にしないといけないようだけど、

フツーのにちようびの夜みたいなことになっております。

 

私の住む地域、なのか、

私自身はちょっとの不便があった程度で、

バイトも休みになっちゃったし、

ダラダラしたにちようび、みたいに過ごしていたけど、

今でもライフラインが復旧していなかったり、

安否が確認できない人がいるなど、

深刻な被害が出ているようです。

 

1日も早くすべての人が安心して生活できますよう、

心からお祈りしております。

 

あくまでも「カコちゃんが」という前提でご覧いただければ幸いです。

 

パンダ

 

 

てな感じで、東京旅行からへなへなで戻った夜。

 

しかも本来は4日(火)に戻る予定だったのにさ。

 

 

ってなことになってからの~、です。

 

カコちゃんには基本、地震予知装置が搭載されているのだけど、

今日は夢の中で誰かと愉快にモメながらしばらく揺られており、

「こりゃガチで地震だから!」

と、無理やり覚醒しようとするも起き上がれず、

「カコ!」

とゆ、母マサコの叫び声でようやく身体が起き上がった、という感じでした。

 

狭くてとっ散らかってて難しいインテリアの我が家でして、

「本棚倒れて圧死」

という懸念もあったものの、実際に倒れたのはテレビくん。

カコちゃんの頭めがけて倒れてきましたが、

起き上がったあとだったので大丈夫でしたよ。

 

すぐにエネーチケーのテレビをつけて、

「札幌でこんなに大きかったんなら、さぞ」と、

震源を道外だと信じて疑わなかったくらいだったんだけど、

胆振地方だったのに驚いて、ただ(今となっては不謹慎ながら)

「胆振なら地震の名産地だから大丈夫だろうよ」

と思って。ぽーっとテレビを眺めていたら停電になりました。

 

 

 

 

 

 

マサコと「……」となり、

「本も読めない。寝るべ」

と布団に入りました。

 

ときどき余震が来て怖かったけど、真っ暗だったし、

「もっとひどいこと」

に備えて、寝ることにしましたよ。

 

パンダ

 

陽が上ってきたところで、ボクの街を探検に。

 

信号は点灯しておらず、コンビニは照明がなかったものの、

行列ができていて、順番に買い物をしている人がいた。

 

駅は閉鎖され、ちょっとナイスミドルなおっちゃんが状況説明をしていた。

 

駅向こうの24時間営業の大型スーパーは、

入り口のところに数名のスタッフがいるものの、

お客さんに購入不可のお詫びをしていた。

 

コンビニで水か麦茶のようなノンカフェインドリンクを買おうと思ってたけど、

カコちゃんが行ったときには、既に買っている人がいなかった。

ファミリーで並んでいる子どもが、

「ねえ! 次買うの、シャンプーだね!」

と確認していたのが印象的だった。

 

シャンプー?

 

パンダ

 

明るくなって部屋を眺めてみると、

うわー、と思うようなところもあったけど、

実際にはガラスの小さなビーカーがひとつ割れただけ。

もっとも、その破片で右の足の親指を切って、けっこう血が出た。

 

本は意外と崩れておらず、

でも、愛用のラジオが吹っ飛んでた。

 

このラジオが横の低い棚に吹っ飛んでた。

 

少なくとも余震が怖かったのもあって、

足元のとっ散らかりを整えるところからスイッチが入り、

大掃除スタート。

 

普段から気になっていたところの掃除ができたのは、

「なんじゃこりゃ」

ってくらいに充実・満足。

 

パンダ

 

本州方面から、数少ないお友だちから安否確認の連絡が続々。

ありがたい反面、非常時の連絡のあり方について思いを巡らす。

 

私も札幌の友だち何人かに「大丈夫?」と連絡しようと思ったけど、

私しか頼れる人がいない、というコはひとりもいなかったため、

連絡を遠慮した。

 

返信するのもスマホの電池がめっちゃ気になるんだよ。


パンダ

 

あと、冷蔵庫も少し心配するも、ほぼ影響なしと思われる。

電力復旧まで一度も開けませんでした。

 

ら、北大路公子先生も実践されていたので、正解! とガッツ。

 

ただし「あいちゅくん」が気になり、午後に高級なものから開封。

ちゃんと「アイスクリーム」として食すことができたけど、

停電が長引けばあいちゅくんの行く末も案じられたことだろう。

 

パンダ

 

我が家は本当に地震への備えがなく、

電池で動くラジオもなければ、懐中電灯もポータブルコンロもない。

今回の「安全な範囲内の不便」で、我が家であれば、

 

kitty読書灯にもなる懐中電灯(2名分)

kittyポータブルコンロ

kitty電池で動くラジオ

 

を購入しておくことに決めた。

 

ちなみにインターネット環境は、カコちゃんちにおいては、

朝は通じていたが、その後通じなくなった。

スマホもパソコンも充電はそこそこ良好だったため、

やや悔しい。

 

となると、やはり強いのはラジオ。

スマホの電池が古くなっており、旅行前に充電池を購入していたのも安心に繋がった。

 

パンダ

 

不謹慎なのかポジティブシンキングなのか、

建物が破壊されない限り、おそらく我が家は電気がなくても、

数日間はイケるな、と思った。

 

特に電気がなくなって数時間、

マサコとどうでもいい話をしたり、

今まで手をつけられなかった掃除と整理整頓をしたり、

昼寝をしたり。

 

とりあえず今日のうちに片付けて、

明日以降も停電が続いたら、大巨編漫画でも読もうと思っていたのです。

 

母マサコ、馬鹿め、と思ったこと。

 

「マサコも本棚片付けな!」

と言ったところ、しぶしぶ手をつけ始めたもののすぐに飽きてしまい、

『暮しの手帖』の素敵なレシピ本を音読し始めた!

 

なるほど、カコちゃんを育てただけあるな、と思った。

 

パンダ

 

今回本当に困ったのは

 

うんこ!

 

 

トイレの水洗問題です。

 

本当に、地震が落ち着いたら、

すぐにお風呂にお水を貯めないとだな、と思ったよ。

 

普段からそうしておくべきなのだろうけど、

さまざまな要因でそれを徹底するのは正直難しい。

(でも今回マジで懲りたから、徹底するかもなあ)

 

今回初めて知ったのだけど、

我が家は電気ポンプで水を汲み上げてるようです。

だから停電と同時に水が止まる。

 

カコちゃんが小学生の頃くらいまでは停電が本当にときどきあったけど、

最近はとんとご無沙汰。

どうせ1~2時間。

朝にはすっかり復旧してるだろう、と思い込んでいたのであります。

 

が!

 

電力復旧の気配なし。

 

仕方なく、水道管に残った水を桶にとり、

トイレタンクにひたすら入れ。

 

しっこをしても、うんこをしても、流すのをやめた。

 

……こわかった。

 

……くさかった。

 

……溢れてきたら、どうしようかと思った。

 

退屈していたマサコと、

15分に1度程度「うんこ問題」について語り合い、

少なくとも今日は寝る前に1回流そうということに。

 

……うんこがおしりに刺さってきたらどうしようと思った。

 

安否確認のメールにも、

「札幌は停電してるだけだから大丈夫だよー、でもうんこが心配」と、

ひたすら書き続けた。

 

パンダ

 

このブログを書いているときに、

円山公園そばに住む友だちとオンライン上でお話したんだけど、

彼女のおうちはまだ復旧していないのだそう。

 

だから星空の散歩もできるってもんだが、

実際、お水はマンション1階まで降りないといけないし、

ろうそくの明かりでは何もできずに退屈って。

 

カコちゃんには不思議な1日のひとつ。

おそらくこのまま、不便なく安眠できるに違いない。

 

それでも確実に何かが変わった1日。

肚をくくらなければ、やってられない、というのもあった1日だった。