さいしゅうび。3日目、とも言う。
 
8月の旅行で初めて訪れた待乳山聖天。
 
東京旅行:カコちゃんの、浅草へっぽこスピ散歩「聖天さん」編。
 
スピリチュアルな敷居が高すぎて、
もっそい汗かいた(猛暑だったからデス)、前回。
 
まずは聖天さんと仲良しになる大作戦を敢行すべく、
フツーに買えるお守りを購入し、
「高い場所」に置いてみたり、カバンに着けたり、最終的には身につけて過ごしまして。
 
 
いよいよ最終兵器のご祈祷「浴油祈祷」を申し込むことにいたしました。
 
浅草駅に到着し、さて、待乳山、と思うのだけど、
なぜか足は雷門を目指す。
まあ、ちょっと寄り道、いいよね~、と思うも、
「銀行でピン札に両替~」とか、いろんな理由をつけて、
じゃんじゃん待乳山と逆のほうに歩いていくカコちゃん。
 
ヘタレ絶好調。
歩きながら、そう思った。
 
あんまりだぜ、カコちゃん。
自分にがっかりして、半べそ。
 
いつの間にか、浅草十二階とゆーか、ビューホテルのあたりまで出てしまう。
このおかげで、カコちゃんの脳内浅草マップが詳細になっていくのはよいが、
目的を著しく外していく。
ものすごぉぉぉぉぉぉく遠回りし、でも到着。
 
あまりのヘタレさに、写真を撮るのを忘れた。
 
好意的に解釈すると、「方違え」をしてくださった可能性がある。
そう思いたい。
神仏大好きさんの間で知られていることなのだそうだけど、
凶方位から行くことになりそうだと、神仏さんがわざと迷子にしたりするんですって。
そんくらいの吸引力は、たしかにあった。
 
「縁がなければたどり着けない」ともいわれているから、
いやもう、正直マジビビった。
 
パンダ
 
到着し、お供え用大根を購入し、いざ、本堂。
 
誰もいなかった。
 
平日月曜日のお昼だからかぬ?
 
ありがたく天井画を眺め、須弥壇方面を眺める。
前回は人が多かったのと、ビビリまくりブーだったのもあって、
須弥壇の奥行を感じることができなかったけど、
今回は存分に眺めた。
 
本堂の外陣の奥行と同じくらい奥に聖天さんらしき厨子が見えます。
既に2月なのでよく覚えてないけど、仏像らしきものを認識できただろうか?
とにかく遠くにいらっしゃった。
 
それでもほかに人がいなかったのがよかったのか、
ちゃんとお話しを試みる。
 
浴油をお願いに来たこと。私の心願。
レスポンスはなかったものの、キャリアウーマン感ある存在が、
クールに耳を傾けてくださってる風なのを懸想した。
象さん感は、薄かった。感じられなかった、というか。
 
伝えている後半で、明らかにアタイより若い女子がやってきて、
アタイに遠慮し、すみっこでお経を唱え始めた感じがしたので、
場所をゆずった。
 
すんごい心酔してるっぽかった。御朱印ガールでは、なさそうだった。
 
パンダ
 
本堂を出て、裏のほうに行く。
ここの境内は、本当にキレイにお掃除してある。半端ない。
後日、ネットで読んだんだと思うけど、
結局本堂で私が感じた奥行。
本当におそばに近寄れない神さまで、みなさん聖天さんを感じるために、
本堂の外の横っちょですらお参りをするんですって。
「このあたりに、いらっしゃる。ああ、ありがたい」って。
 
待乳山聖天さんにはしばらく通うことになりそうだったので、
こちらのお稲荷さんにもお参りすることにした。
深川のお不動さん同様、
前回は「お稲荷さんだから」という理由でお参りをパスしていたもの。
 
もう発掘できないんだけど、これも後日ネットをぼんやり眺めてたら、
聖天さんのお稲荷さんって、独自のお稲荷さんなのだそうです(多分)。
一般的なお稲荷さんの御真言ではなく、独自の御真言を唱えるんですよ、
みたいなことを読んだ記憶がある。
 
 
唯一、撮った写真。
 
今日現在、お願いしたことは叶ってない。
お願いは、叶うのに少なくとも1年以上はかかるもので、
ちょっとずつ進めていくもの。
 
ただ、この写真を撮ったときに思ってたのは、記憶の捏造がなければ、
「あとは、自分でやるだけだなー」でした。
聖天さんという最強の存在にサポートしていただくんだから、
あとはゆだね、進んでいこう。
 
そんな感じ。
 
パンダ
 
寺務所に行って、浴油祈祷をお願いしました。
 
1回・1週間3,500円です。
 
授与品は「お札」か「お守り」か「不要」が選べます。
「不要」はおそらく「お礼」の浴油用。
 
お札は神棚とは別に祀るのが望ましいのだそうで、
ほかにもいろいろルールがあるので、カコちゃんみたいな人(想像してみよう)は、
「お守り」にするのがベストだと思われます。
 
しかし、
カコちゃん、
やらかした。
 
カコちゃんは札幌在住なので、
自宅に祈祷済みのお守りを郵送してもらったの。
 
「うっす(薄)」
 
おっかしーなー、これ、お札じゃないのー?
えー??? 返品とかできるのー??? ちょっとー???
 
「お守り」は、「中身」だけが送られてくるんです。
そっかー、本堂の売店みたいなところに「お守り入れ」っていうのが売ってて、
「え? だって、聖天さんのお守りって、これでしょ???」
 
注)これは浴油で授与するお守りではなく、フツーに買うタイプです。
 
って「????」ってなってた。
 
一部のマニアの
ためのものかぬ?
 
マニアは、お前じゃ、カコめ。
 
検索してみると、みなさんご自身でチクチク作っていらっしゃいました。
結局カコちゃんもチクチク作った(手芸、実は大好き)んだけど、
エネーチケー「美の壺」の「お守り」の回を見たら、
「ああやっぱり買ってくりゃよかった」と、わりと後悔した。
 
カコちゃんの作った袋なぞ、居心地が悪かろう、と。
 
うえん。
 
一応、居心地よいように布端の始末とかはしたんだけど。
 
ですので、もし、
この記事を読んで、待乳山で浴油を申し込むかたがいらしたら、
お守り入れの購入の検討をお忘れなく、と、お伝えしたい。
 
もちろん自分で作るのもいいと思うの。
いや~、でも一度は買って、大きさとか、もろもろ研究したかったものです。
 
パンダ
 
申し込んで、おみくじ引いて。
 
そのおみくじは今も手帳にあるんだけど、
実は後日、ものすごいことに気づく。
 
ものすごいの。
 
そう思うのはカコちゃんだけかもしれないけど、
ものすごい戦慄だったの。
 
浅草寺に向かう途中、というか、
ほぼ待乳山の境内から頭ん中で声がしてた。
それは、おなじみ、浅草寺の観音さまらしき存在なんだけど、
その声をきっかけに、「へっぽこ大事件(個人的に)」が起きようとは、
このときのカコちゃんに、知る由もない。
 
くづつ。
 
 
 
 

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