去年、急に右手首を
激痛が襲い受診すると
靭帯損傷という診断を受けました。
その一年前
末っ子ちゃんの抱っこのし過ぎで
左手首が腱鞘炎に。
そのうち治るだろうと、
ほったらかしにし、
やっと治った頃に
右手を痛めました。
ずっと左手をかばいながら仕事を
していたことが大きいと思います。
とにかく激痛でした。
重いものを持つと痛いという
わけでもなく、
ほんの些細な動きでも
〝ビィッ〟と電気の走るような
痛みがありました。
私は少し仕事を休んで
手を治したかったのですが
仕事を続けるしか
ありませんでした。
同僚達もあそこが痛い、
ここが痛いと言いながら
「仕事柄しかたないよね」
と言って毎日働いています。
痛みを我慢しているのは
私だけじゃないのに
休ませてくださいなんて
図々しくて言えませんでした。
その時ふと思ったのです。
私は人のために自分の体を
犠牲にして働いているの?
私が働く理由は
自分のため、家族のため
なのに。
体が不自由なお年寄りの
介護をしながら
自分の体の痛みは我慢しないと
いけないの?
そのために
自分の体がダメになったら
自分の求める満足した生活は
送れないんです。
一年経った今でも
時々ズキズキとした痛みが
あるときがあります。
手首を使った動きをすると
痛みがでるので
息子にキャッチボールしよう!
と言われても
おもいっきり投げることが
できません。
これ以上、自分を犠牲にして
働きたくはないですね。