マッチョな牛!?


男のロマンとは何であろうか。金?名誉?否、そんなものではない。
そう、全ての男のロマンとは筋肉である!!!



という前置きは置いておいて、今回はマッチョな人ではなく、「筋肉ムキムキな牛」の紹介です。
皆さん牛といえばどんなものを想像するでしょうか。
牧場で草を食べている穏やかなイメージ?霜降り牛の美味しいイメージ?
今日紹介する「ベンジャンブルー」という牛を知ってしまったら、もう前のイメージには戻れないかもしれません。




肩にでっかい重機のってそうな牛、ベンジャンブルー


ベルギーでは、ベンジャンブルーという品種の牛が買われています。
そしてこの牛、なんと筋肉量が通常の牛の2倍あるのです!

詳しくは画像検索して頂ければいくらでも出てきますが、思わず「ナイスバルク!!!」と叫びたくなる、仕上がった肉体です。
私は最初見た時、ムキムキすぎてちょっと引きました笑

よく遺伝子組み換えによって生まれたと勘違いされるのですが、じつはこの品種、突然変異によって生まれたものなのです。


すごいぞ!ミオスタチン!



では、どのようにしてこのような変化が起きたのでしょうか。
実は、そこにはミオスタチンという遺伝子が関与しています。


ミオスタチンは「筋肉が大きくなりすぎるのを防ぐ」遺伝子です。
研究の結果、ベンジャンブルーはこのミオスタチンを失っていることが分かったのです。

つまり、ベンジャンブルーは「筋肉が大きくなりすぎる」のを防ぐことが出来ず、あんなに仕上がった身体になっているのです。羨ましい...



マッチョな牛からマッチョな鯛へ!?


ここで当然「ミオスタチンを破壊したら、他の動物もマッチョになるのでは?」という疑問が生まれます。
もっと言うと、「ミオスタチンを破壊することで、他の動物の可食部を増やすことが出来るのではないか?」と考えられるわけです。

これについて研究したのが京都大学です。
京都大学ではCRISPR/Cas9という技術を使ってミオスタチンを破壊することで、マッチョな鯛(肉厚マダイ)の開発に成功しました。
このように、牛から見つかった遺伝子が、今他の動物に応用されつつあるのです。

もしかしたら近い将来、様々なマッチョな動物が生まれるかもしれませんね。可能であれば、私もぜひマッチョになりたいものです。


最後に


今回はマッチョな牛「ベンジャンブルー」、そしてその原因「ミオスタチン」についてお話ししました。

次回は本文で少し触れた肉厚マダイについてより詳しく話そうと思います。
ではでは~