おはよーございます♪
中空知の元気印、エミちゃんセンセーこと
声楽家の高橋江海子、またの名を
即断即決即行動、三即の
『光速江海子』です!ε≡≡\( ˙꒳˙)/
妊婦徒然草も今回の45回目で最終回…!
Facebookでお祝いの暖かいコメントや、
100件以上のイイねを
皆さんありがとうございます(๑´ㅂ`๑)
臍の緒付きで看護師さんが撮ってくれました↓↓↓
さて…いよいよ明日、退院です!
3度目ともなると、身体の回復が遅い…
年齢も実感しています( ;∀;)
出産レポも人生最後ということで、
先駆けて出版したエッセイ本
「まっ白に燃え尽きたママ」の
テイストに合わせて
最後はお伝えしていきたいと思います↓↓↓
2021年1月7日
午前4:30
入院中はこの時間に
自然に目覚めることが多いが、
いささかこの日は興奮気味で起きた江海子。
手術は10時からだ。
でも3度目だろうが、
「今から人間が自分の中から出てくる」という
この出産当日の、ただならぬ緊張感は
いつになっても変わらない…
昨晩21時から絶食のため、
昨日は談話室でテレビを観ながら、
差し入れのおやつを
21時ギリギリまで食べまくった。
血糖値がすごいことになっていそうである(笑)
目覚めた時間が早過ぎたのだろう。
6時頃には既にお腹が鳴りだした。
しかし7時からは絶飲だ。
ふと談話室の自動販売機を見て、
江海子はスタッフステーションに向かった。
江海子「おはようございます!あの…7時からの絶飲の前に炭酸のジュースとか飲んじゃダメですか?お腹減ったから…」
看護師「うーん、ジュースかぁ。手術中にそれ吐くの嫌じゃない?」
江海子「あー、それは嫌。やっぱり水にしときま〜す(笑)」
そうなのだ。麻酔の副作用で最初は
強烈な吐き気があるので、
窒息などの危険を回避するために
胃腸の中は空にしておかねばならない。
そんなことも4年半ぶりだからか
忘れてしまっていた。
看護師「もう眠れないでしょ?
せっかくだからスケジュール早めちゃおうか!
大部屋じゃできないから、記念に行ったことない陣痛室で全部やっちゃおう♪」
看護師さんに言われるがまま、
血圧と体重を測り、陣痛室へ。
私は分娩監視装置(NST)でモニターされながら、
この部屋に来れることもないだろうからと
記念に動画を撮っていた(笑)
その後は「まっ白に燃え尽きたママ」と
同じいつもの流れで、
手術のための処置が次々に終わっていく…
手術着で記念写真も撮った(笑)↓↓↓
しかし前と明らかに違うことは
「コロナ禍である」ということ。
面会謝絶ため、
スマホの通信ギガ数を増やして
毎日家族とビデオ通話をし、
洗濯物も毎回院内の
コインランドリーで行ってきた。
産褥熱だろうと、発熱があれば
血液や肺のレントゲンを撮られて
検査しなければならない…。
手術当日は旦那が手術前に
院内の個室に呼び出されて、
隔離されたまま
手術が終わるまで3時間ほど待機する。
手術で何か輸血や命に関わる
トラブルがあった際に、
院内に家族がいなければならないとはいえ、
妻子に会えずに
「無事に手術終わりました〜お疲れ様でした♪」と
動画も写真と出生証明書と
母子手帳だけ持たされ
無情にも即帰らされる…
普通分娩の人の家族は、
院内にいることすらできない。
なんというか、
家族にとって最も喜ばしい日のはずなのに、
新型コロナ憎し。
としか言いようがないこの状況である。
もちろん出産時の妊婦側にも
通常時と異なることがあった。
分娩室や手術室に入る時も
マスク(いきむ時や手術開始時に外す)
当日の朝と手術室に行く直前、
手術室の手前と入った後、
検温が合計で4回もあった。
手術室に入り、麻酔を打たれる。
ここの手順は前回と変わらない。
しかし飛沫防止だろうか、
手術台に横たわると
大判のブルーの不識布?を
顔の周りにテントのように
すっぽりと被せられた。
さらに酸素マスクを装着させてもらう。
厳重な警戒だ…
いつもならこんな風景だが全く見えない↓↓↓
手術が始まった。
やはり何度も開腹手術を行ったことで
癒着が多少あったらしく、
手術中に何度もお腹を2人がかりで
グイグイ押されて苦しい…。
看護師ら「けっこう押すけどごめんね〜」
江海子「ぐぇっぐぇっ!…うぐっアハハハ」
押される度に漫画みたいな声が出て
自分でおかしくて笑ってしまう(笑)
そうやって笑っているうちは
まだ良かったのだが…
「ピシッ」「ピシッ」
お腹を押されると眼前の青い不識布に、
たまに赤い線が付く。
江海子「ぐぇっ!ハハハ…ハハ??」
それが自分の血飛沫だと気付いて、
笑っていたのに瞬時に
無の表情になる私(笑)
赤ちゃんを出すのはいつも通り早かった。
力強く響く大きな産声だけで、
男の子なのだと実感させるには充分である。
羊水で埋まった喉から出る
うがいのような音で始まる声。声。声。
生命の尊さを最も感じる瞬間だ。
体力が女の子と違うのか、
産声も3姉弟で断トツで長くて思わず
「元気そうで良かったナァ…」と
ありきたりな感想しか出てこなかった。
私は3人目の帝王切開なので、
今後は子どもが産めない。
そこで帝王切開のついでに、
リスク回避に卵管を縛る
避妊手術も行ってもらった。
だからいつもの手術よりも
少し手術時間が伸びる。
でも今回は最後まで起きていることを
固く誓っていた私。
前回と同じ轍は踏まないようにと、
旦那に用意してもらったCDは
ポップスのアップテンポのものだけで構成している。
米津玄師やLiSA、髭男など
昨年流行った曲が次々に流れ、
私は最後までノリノリで
寝落ちすることなく乗り切れた(笑)
手術後の流れも変わらず。
エコノミー症候群防止の
マッサージ機を付けて一晩寝る。
傷口や後陣痛の痛みが強くなる度に
点滴の鎮痛剤を打ちやり過ごしたが、
今回は初めて午前中の手術だったため、
次の朝までがえらく長く感じて
床ずれしそうだなぁと思っていると…
ベッド脇のテーブルの上に
見慣れない紙袋を見付けた。
メモに10:30金賀さんより
と貼り付けてある。
POLAのさゆりちゃんが
差し入れに来てくれたのだ!
心の声
『中身がなんなのか気になる〜でも動けない(泣)』
後日確認すると、お手紙やお菓子の他に、
ハンドクリームの試供品やら入っていた。
さすが美容のプロ…顧客の肌トラブルに
ここまで早く反応するとは恐れ入る…
しかもごはんですよまで入っている!
病院食はどんぶり飯で量が多いため、
慢性的にご飯のお供が足りないのだ。
さすが昨夏に同じ病院で
出産しているさゆりちゃん…
かゆいところにピンポイントで
手が届く感じが素晴らしい。
今後私も入院患者に差し入れする時の
参考にしたいと強く思った(笑)
〜命名の話〜
長男の名前は
「今年はコロナではなく、幸せが広がるように」
との願いを込めて
幸広になりました♪
ご多幸とご健勝を祈る
七草粥の日が誕生日なので、
このコロナ禍の時代にも
ピッタリなネーミングです。
しかも
なんと「ゆきひろ」という名前自体は、
長女がある日 突然言い出した名前で、
私がそれに画数と意味に
相応しい漢字をあてただけ。
名付け親が姉というのも良きかなと思い、
あっさりと決まりました(笑)
ちなみに長男の名前が幸広に決まった時、
私の頭の中ですぐに流れたのはこの曲でした…
↓↓↓
ハピネス 歌詞↓↓↓
余裕がなくて 優しくなれない
そんな時でも ちゃんと分かってくれている人がいる
周りを見渡せば いろんなドラマ
でも嫌なニュースだけじゃない No no no
本当は溢れてる たくさんの笑顔が
ほら こっち向いて
君が笑えば この世界中に
もっと もっと 幸せが広がる
君が笑えば すべてが良くなる
この手で その手で つながる
もっと もっと 幸せが広がる
君が笑えば すべてが良くなる
この手で その手で つながる
Lala Lalala Lala Lalala
君と過ごしている時間を
特別だとか 思ってなかった
でも 1人になったとき
なんか分かった気がした
一緒にいれることの幸せ
本当に君に 会えて良かった
どんなに嫌な1日だって 君の笑顔で
最高になっちゃう この星降る夜も
一緒に眺めていたい
君が笑えば この世界中に
もっと もっと 幸せが広がる
君が笑えば すべてが良くなる
この手で その手で つながる
街中が 光に包まれてく
君の所にも届いて欲しい
輝く 粉雪... This Winter
また君を笑わせたい
君が笑えば この世界中に
もっと もっと 幸せが広がる
君が笑えば すべてが良くなる
この手で その手で つながる
Lala Lalala Lala Lalala
君が笑えば この世界中に
もっと もっと 幸せが広がる
君が笑えば すべてが良くなる
この手で その手で つながる
今このコロナ禍だからこそ、
心に沁みる歌だと感じました…。
2021年、皆さんのご多幸と
ご健勝を心からお祈りします!✨
これからも、親子共々よろしくお願いいたします♪
高橋江海子