皆さんこんばんは!
中空知唯一の声楽家で滝川市の元気印、高橋江海子でございます(^^♪


巷ではセンター試験が終わったそうですね!


テレビで見て
もうそんな時期か〜と思っていましたが、


私は実はセンター試験、受けてないんですよ(笑)💦


最初から音大1本だったので、そのための受験勉強しかしませんでした!!


『じゃあ受験生の時あなた何してたの』って思いますよね?(笑)

のだめみたいに『ぎゃぼー』とか言ってたの?って??




イヤイヤ…冗談じゃありません!(笑)


のだめカンタービレの世界観は多少間違ってないんですけど、
ただ勉強しないでおバカしてるわけでは決してありませんから!!(力説)



でもよく『音大って何勉強することあるの?』とか
『センター受けてないの?(* ̄∇ ̄)』という感じで
いろんな人に茶化されたことがあるので、
音大(声楽)の受験について知らない皆さんに大公開したいと思います!




題して
『音大受験って?』



とりあえず、こちらが私の卒業した昭和音楽大学の受験内容。

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色々受験の枠にも種類がありましたが、私は公募推薦を選びました。



声楽科なので、まずもちろん歌を歌う(主科実技)試験があります。
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課題曲と自由曲で2曲選びますが、私の場合は片方はイタリア語でもう片方は日本語にしました。
もちろん暗譜(>_<;)

地元の師匠についてしっかり練習します。



2つ目の副科というのは、必修科目で声楽家の場合はピアノです。
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私は高校からピアノを習ったものでしたから、
1日何時間も毎日練習しました。


受験するのに生易しい曲ではいけないと、師匠が選んだ試験曲は

ベートーヴェンの悲愴


後から普通はピアノを始めて2.3年で弾くような曲ではないと知りました💦


悲愴だけを、1日4.5時間弾き続ける毎日…
1日5時間以上は練習しなさいと師匠に言われました💦

なによりその練習地獄が受験勉強で辛かったです(T_T)


お陰様で試験は1つもミスせずに弾ききることができましたが…

もう弾きたくもないし、あまり聴きたくない曲の1つになってしまいました💦💦



次の楽典、というのは楽譜や作曲に関する理論知識です。

しっかり勉強しておかないと0点になってしまう教科なので、
師匠に毎回宿題を出されて受験勉強しました。


4番目のソルフェージュというのは、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか?
音楽をする上の基礎的な音楽理論などのことを指します。


その中でも試験科目にもある『聴音ソルフェージュ』
聞いた音を瞬時に判断し、楽譜をその通りに書くといういわゆる速記と音感の試験
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この受験勉強も慣れるまでが本当に苦手で、嫌でした(笑)💦



『視唱ソルフェージュ』楽譜をパッと見て即歌うというもの。
1曲はコールユーブンゲンという視唱用の教本から出されますが(内容はとても意地悪w)
もう1曲の新曲視唱がかなりプレッシャーでした💦
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音大教授の作った楽譜をその場で渡されていきなり歌うのです( º言º)

私は新曲の試験で緊張のあまりミスしたことを未だに覚えています(>_<;)


面接は他の大学やなんかと変わらないかな…


以上が私の経験した大学受験でした!!




大学に入るとこの試験にある内容と外国語や音楽史、オペラ演習などの実技の授業を受けます。

プラス、私は教職課程も取りました(^^♪


そしてなんと声楽科は
イタリア研修にも行けちゃいます(*´ω`*)
現地での生活や講義は夢のようでした✨
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若いうちに日本以外の国を体感するという経験は、
ものすごい人生の糧になるんだなと大人になった今思うんです。



次回はそのイタリア研修について、思い出を語りたいなと思います(^^♪