こんばんは、滝川市の元気印、声楽家の高橋江海子です(^^♪


9月に入って、今日は日中過ごしやすい夏日になった北海道。


つい最近耳にしたのですが、夏休み終わりの9月1日前後は1番子どもの自殺者が多いとか…
特にいじめが増える傾向にあるそうです。


この話を聞いて真っ先に思い出したことがありました。

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そういえば、私が中学1年生の頃に1人で席に座っていたらクラスの男子SとIに(名前未だに覚えてるw)

『お前キモいんだよ、死ね(笑)』

って言われたのも確か夏休み明けだったなぁと…



私は小学生の頃はアイスホッケー部で髪はベリーショート、喧嘩っ早くて勉強嫌い、とにかく男勝りな子だったので、クラスでは男子と同じ扱いをされていて、
ほんの一時期ですが、自分がLGBTなのではないかと思ったことすらありました。

まぁ、その後の初恋が男の子だったので、LGBTではなく一過性の症状だったとわかるのですが(笑)


そして明らかに身体は女性になっていくので、中学校に行ったら女の子らしく、極力大人しくお淑やかにしようと努力したのです。


しかしその努力は、言葉の暴力というカタチで崩されました。


要するに
私のイメージの『女の子らしさ』
『大人しい』→目立たなくなる
=格好のイジメのターゲット

の構図を自ら作ってしまったのです。


中学生の私は何故か冷静に思いました。
『イジメるヤツは大人しそうな人を狙う』

死ねといきなり同級生に言われたショックは大きかったけれど、
今まで人に言われたこともない言葉に呆気に取られたのを覚えています。



相手が歯向かわないと思っているから、イジめる人は無意識に家庭のストレスやなんかの捌け口に大人しい人をターゲットにするんです。

元々大人しい人からしたら、まぁ迷惑千万な話。


しかし残念なことに、私は『大人しい皮』を被っただけの
『大人しそうな』女子でしたw


小学生の頃なら問答無用で真っ先に手が出ていましたが、
『女の子らしく!』とその場は我慢我慢…

でも、仕返しをしないと気が済まない私。
泣き寝入りなんて考えていませんでした。



当時は新任の若い担任で、頼りにならないなと思った私は、
担任を飛び越えて学校の中でも1番怖そうな学年主任の、ヒゲの180センチ以上ある先生の所に駆け込んで、深刻そうに訴え出ました(笑)

もちろん男子2人は心の教室でヒゲの先生とみっちりお話✨


私の希望で同席させてもらって、借りてきた猫のように小さく丸まって謝っている男子共を始終一瞥してやりました(*´∀`)



中1で生徒指導で呼び出されて、威圧感半端ないヒゲの先生を前に目を白黒させる男子達…

あ〜思い出すだけでスカッとしますwww

(もちろん母にも一部始終を話しました)



それをキッカケに私は『女の子らしく』いることが馬鹿らしくなったので辞めました。
そんなの『私』じゃないからです。

『女の子らしく』しててイジめられるくらいなら、自然体の方がずっといいやと思いました。


そしてその後に野口英世の伝記漫画を読んだ私は、単純なので今度は
『勉強できればイジめられないのか!』と考えて、勉強嫌いだったのに塾に行かせてくれと親に頼み、猛勉強をしました。

授業では必ず1回以上手を挙げる、ということを目標にひたすら頑張ったところ、
『変なヤツ』というカテゴリーでクラスから一目置かれるように(笑)


でも変なヤツだろうがクラスの一員にしてもらえている実感はあったので、その後の私の中学校生活はとっても居心地が良い最高のものでした✨

動機はどうあれ、その時に勉強を頑張れたことも私の立派な財産になっています。

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学校や会社に行くのが怖いと思う人に、これだけは言いたい。


逃げるが勝ち!!

あなたにとって嫌で怖い人は、あなたの知り合い全体の1割にも満たないはずです。
残りの9割を想像してください。


でももし死にたいと考えてしまったら、誰かの元に逃げ込みましょう!

誰もが私のように堂々と告げ口?(笑)できるとは全く思いませんが、
逃げることは誰にだってできます。


家族でも、友だちでも、先生でも、電話の向こうの見知らぬカウンセラーでも、ラジオのパーソナリティでも、
誰だっていいんです。


あなたの心を守ってくれる人は、こんなにたくさんいます。

少しでも全ての子ども達が安心して学校に通えますように…