5年程前から膀胱ガンの宣告を受け2年前から入院生活を送っていた母方の祖父が一昨日の19日(金曜日)に亡くなりました。
この1ヶ月程前から容態が急に悪化し、お見舞いに行ってもずっと眠っていて目を開けた顔をみていませんでした。
先週に入り、さらに酸素チューブをつけるようになり、18日(木曜日)には酸素マスクにかわっていました。
わたしも今週に入り日、水、木曜日と夜仕事がおわったあとで祖父の様子を伺いに行っていましたが、まさか金曜日に亡くなるとは思っていませんでした。
金曜日は仕事の途中に家から電話があり、今夜越せないだろうと病院から連絡が入ったとのことで慌てて、会社を早退し、病院へ向かおうと車を走らせましたが、会社を出たすぐのところで再度家族の者から電話があり、つい先程、息をひきとったことを聞かされました。
もうちょっと待っていてくれたらよかったのにぃ…。
家族の中でわたしだけ、祖父の死に目には会えませんでした。
病院に到着すると、看護士さんたちが祖父の体をきれいに拭いてくれていました。
やっと到着したわたしに看護士さんが気づいてくれて、わたしも祖父の体を触らせてもらいましたが、まだ体は冷えておらず、亡くなっているとは思えないようでした。
体をきれいにしてもらい、少しお化粧で顔色をよくしてもらったあと、祖父の自宅に一緒に帰ってきました。
やっとお家に帰ってこれたね…。
お布団に寝かせてもらった顔をみていると、ただお昼寝をしているだけのように思えるぐらい穏やかな表情でした。
そして、昨日のお通夜を済ませ、本日の告別式です。
生前、なにかとお騒がせの祖父で、何度も喧嘩したこともありました。
しかし、家族の顔をみるとうれしそうにし、名前を呼んでくれた祖父。
その祖父と本当に最後のお別れとなり、火葬される前は涙が流れてとまりませんでした…。
あんなに背の高かった祖父も今では小さな箱の中に入ってしまいました。
今日はお骨になって自宅へ帰ってきた初めての夜なので、一人暮らしをしていた祖父の自宅に今晩もとまります。
ようやく楽になれてよかったね。
今日からゆっくり休んでね。