みなさんご存じのとおり、福島では原発の放射能漏れによる風評被害に遭っています
農家の方は作付けができずにいるし、出荷してもらえるかもわからないし、
出荷しても売れるかわからない・・・
それを苦に自殺した人もいるようです・・・
漁業関係も、船は壊れ海水には放射線濃度の高い水が流れ、漁ができない状態
昨日の夕方のローカル情報番組で果樹農家の方がインタビューを受けていましたが
フルーツ王国福島で夏から秋にかけて色んな果物狩りが各農園でやっているのですが
今年は放射線の問題と風評被害で例年通りに行くかわからないそうです
そして、原乳の出荷停止になり、本来は福島産の牛乳を作っている工場が別の県産のものを使うために
パッケージの字を消したそうです
そして、昨日から新学期が始まった学校ですが、地産地消の食材を使っていた給食の材料も、県外産のものを
取り寄せるそうです・・・
さて、画像を見てお気づきだと思いますが、福島では(被災地では)いまだに
画面の左と下にライフラインの情報が常に流れています
店舗情報や、学校の情報、給水所の場所、そして、毎日7回ほど計測している環境放射能測定値の発表
ちなみにこの日の福島市の放射線量は夜7時の時点で2.10マイクロシーベルトでした
天気予報ではその測定値の発表とともに、第1原発周辺の天気と風向きも予想しています
そして新聞にも載っています
例年だったら花粉の飛散量や桜の開花予想などを放送するはずの天気予報で放射線に関する情報・・・
いったい、いつまでこんなことが続くのでしょうか
いったい、いつになったら農業・酪農業・漁業の方たちが仕事を再開して、
商業が発展することができるのでしょうか
こんな情報、もう飽きましたか忘れかけていますか
どうでもいいですか
これが、今の福島なんです
大連立のメリット、デメリットはあるのでしょうが、いち早く解決の道を見つけられるように、
プライドとか慣習なんてかなぐり捨てて、被災者の方たちを早く救ってあげてほしい
福島にも早く春がやってくるように、まだ硬いつぼみの桜が花咲くころには良い知らせが訪れますように