スピリチュアルとか宗教にまったく興味がないし、そればかりに頼るのはいかがなものかと思っていますが
地震の前の自分の行動は、すべてこの日のために自然としていたんじゃないか、
もしくは、神様がいるとしたら、そう行動するように導かれていたのかもしれないと
おおげさだけど思うことがいくつかあります
まず、一つ目の出来事ですが
実はあたしは頻尿です(いきなりかい)
自慢じゃないけど、一日10回はトイレに行っていました
ギリギリまで我慢して外出先でなかなかトイレに行けないと嫌だな。とか、
何かの途中でトイレに行くよりもまだ尿意は感じないけど今のうちに行っておこう。という考えで行っていました
だけど、その後考えは一変しました
3月1日に放送されたテレビの「家庭の医学」を観ていたら
尿トラブルのある人は、尿が溜まってなくても「溜まった」と脳に命令する
C線維という神経が活性化しているらしく、その女性患者の一日の様子を紹介していたのです
そして、その行動を尿トラブルのない人と比較していたのですが
トラブルのない人は名前が仮名にはなっているものの、顔は普通に映されてるのに
トラブルのある人はモザイクがかかってる・・・
それを見ていたら、自分はそこまでの症状じゃないし、トイレに行けないとどうしようという不安感から
行っていただけだからギリギリまで我慢してみよう。と訓練を開始しました(おおげさ)
一日何回行ったかを意識するようにして辛くならない程度に我慢した結果一日6回ほどに減りました
「なんだ~、ホントの尿トラブルじゃないじゃん」と一安心してそれが当たり前になりつつあった時に
先日の大地震が発生したのです・・・
断水が続きましたが、トイレに行く回数が減ったのでお風呂の水は水道が復旧するまで残っていました
これは、水分(ご飯もだけど)をあまり摂取しなかったのもあるけど、訓練の成果だと思っています
しかも、断水の期間はトイレの回数が一日3~4回にまで減っていました(精神的なものもあると思うけど・・・)
だから、この番組を見て実践しようと思ったのはこの地震後の生活のためだったんじゃないかと、思う
二つ目は、いまだに原因がわからないけど、冬に電気温水器が故障してしまい修理をしたのですが、その後
「パイプの中の水が凍らないように風呂の水は次の日のお風呂をためるときまで残しておけ」とだんなに言われ
結婚して以来今まで15年間洗濯に使ったらすぐに栓を抜いていたのに、
その故障の日から常に浴槽には水が張ってある状態だったこと
これにより、断水期間のトイレの水を確保できました
そして、市内ではたぶん一番早くに水道が復旧した地域に住んでいたおかげで4日目にはお風呂に入れました
そして三つ目は、地震の前日にガソリンを満タンに入れていたこと
本当はもっと前に入れるはずだったのですが、
いつも入れるガソリンスタンド方面にはなかなかタイミングが合わずに行けなかったので
残り走行距離50kmになると点灯するランプが点くまで入れずにいました
そしてランプが点灯して「明日は早朝のシフトだから今日こそ入れなくちゃ」と、
スタンドに行ったのが地震発生の前日だったのです
そして地震後は30~40kmしかスピードを出さず、暖かい日中に運転することで暖房を使わず、
今まで、近いのに車で行っていた所には自転車で行くようにしました
なので、給油するほどガソリンは減っておらず、まだスタンドで長い行列に並ぶことはありません
そして四つ目は、地震当日の行動
これが一番不思議なこと
いつもだったら仕事帰りにスーパーで買い物をしてから帰るのですが、1時に仕事が終わったその日、
なぜかスーパーと真逆の方向にあるケンタッキーにチキンを買いに行こうと急に思い立ち
中学校の卒業式で早く帰宅している長男坊たーに電話しました
「今ケンタッキー買ったんだけど、これからスーパーで買い物してから帰ってもいい」と聞くと
「2時から友達のうちに遊びに行くし、あったかいうちに食べたいからすぐに帰ってきてよ」と言われました
それで、スーパーには寄らずにまっすぐ帰ることに・・・
家につき二人でチキンを食べ2時過ぎにたーは友達の家に出かけました
その時「んじゃあ、あたしも買いものに行くから一緒に出ようかな」と言いつつ
始まったばかりの韓国ドラマがおもしろく、出かけずにいました
そしてドラマがもうすぐ終わる時に突然流れた緊急地震速報のピコーンピコーンの音と6分間の激しい揺れ
もし、出かけていたら地震の時間にはスーパーの中にいたはず
昨日買い物をした、まだ10年もたっていない同じスーパーの別店舗もつい数日前まで営業していなかったのは
きっと天井がこんな感じになってしまったからなのかと・・・
ということは、あの日行こうとしていたスーパーはもっとひどい状況かも
なにせ築30数年だし、店内にいなかったとしても周りは道路が狭いし、踏切があるし、
きっと当時はパニックになっていたんじゃないかと・・・
そのスーパーは今日から営業再開したばかりでまだ見てないですが
地震の次の日から営業している別店舗がある中で休業していたのだから被害は大きいんじゃないかと思います
その時間、スーパーに行かなかったのは偶然かもしれないけど、何かがそうさせたのかもしれない
そして、たーはあたしが買い物をせずに早く帰ったから地震発生の時は友達の家にいた
もし、ケンタッキー帰りにスーパーで買い物をしてから帰っていたら、友達の家に向かう途中だった・・・
これら4つのことは、偶然なのかもしれない でも、必然なのかもしれない
そして、地震が起きたことは生涯初の不幸だけど、これらのことは不幸中の幸いだと思っています
自分に都合のいい考え方かもしれないけど、こうやって気持ちをコントロールすることで
今回受けた精神的ダメージが少しでも回復できるんじゃないかなぁ。と思うのです
長い文になりましたが、この話。というか、考え方は「ただの偶然だろう」と鼻で笑われるかもしれないけど
わかってくれる人にはわかってもらえるはず・・・