あぁ懐かしのフライデーナイトフィーバー | 京都リヴドワット

あぁ懐かしのフライデーナイトフィーバー

男性だけでは入店できないので入り口で女のコを待つナンパ男たち。

しゃあなしに一緒に入るとテーブルが同席になるので、

知ってる曲がかかるとフロアに急行するフリをして、

顔見知りのボーイにテーブルを別に用意してもらう。

昼間はリーバイスとヘインズで地味に美大に通うワタシが、ミニスカに着替えて夜の顔にー。

懐かしのハイティーン時代がフラッシュバックします。

クリスマスあたりにチラッと記事に書きましたが、

去年9月に祇園会館に復活したマハラジャへ、バブリーお姉さま方に連れて行って貰いました。

四条河原町でビラを貰って以来ずっと冷蔵庫に貼っていたのです。

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そうそうドリンクチケットを受け取るのですよね。

モスコミュールでバブルへGO。

お姉さま方はスタッフさんとつうつうです。

あの頃も少し年上のお姉さんとつるんでいたので、夜遊びが許されていました。

マサミさん、どうしているかな。マハラジャ復活しましたよー、

珈琲の青山で始発を待ちましたよね?

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マハラジャ復活のニュースは40代、50代にはかなりホットで、

オジサンオバサンが集まりイタい雰囲気という噂もありましたが、

それで良いと思うのです。

当時、お立ち台に上がることが叶わなかった紳士淑女たち、とりもどせ青春。

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シャンパンの砦の向こうはVIPスペース。

当時はVIPルームに入るのがちょっとしたステイタス。

DJブースに入るのは頂上決戦 (DJとつきあわないと入れない)。

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80年代ポップスがゴキゲンに流れていますが、ワタシたちが待っていたのはユーロビート。

LIVE Photoだと笑えるほどシンクロしているお姉さま2人。

アラフィとは思えないスタイルとキレ。

ワタシもお誘いが早かったら、商店街でヒョウ柄ボディコンを探してきたのに。

当初マハラジャ祇園にはドレスコードがありましたが、

スニーカーOKになったと同時に、マハラジャ四条から移り、

ミニスカにハイカットスニーカーを履いて踊っていたパイオニアです。

懐かしいユーロを聴きながら体が思い出してきます。

あの頃はフロアの人が自分の振り付けを真似て踊っているのが気持ち良かったけれど、

今回は先輩の下でフィーバー♫

昔のように盛り上がりMAXになるとせり上がる真ん中の舞台はありません。

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店長さんからVIPスペースに誘われ、若社長方々とシャンパンを。

ユーロが流れてくるとフロアへ急行。の繰りかえし。

ディスコにはもちろんナンパ目的の男女も居ましたが、

舞踏派の我々はチークタイムも踊ったことありません。

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ユーロが少ないとご不満のお姉さま方とモータウンへ移動することに。

気温5℃の下、オフショルで祇園を横切るお姉さま、カッコイイッ。

8人で押し寄せたモータウンは貸切に近く、お姉さま方が強引にユーロのリクエストを。

駅前のレンタルショップのお兄さんと仲良くなるぐらいに、

高校帰りにユーロビートのCDばかりを借りていたワタシは、

二十歳になったらディスコは卒業と決めていたのですが、

奇しくも同時にユーロも徐々に廃れていき、バブルははじけて…。

そういうわけでジュリ扇もパラパラも知りません。

ホントにユーロの時代は楽しかったと遠い目でみんなの様子を見ていたら、

まさか、ワタシのお立ち台ラストナンバーとなった『SAMURAI』がモータウンで流れるとは。

踊りながら泣きそうになり、余韻に浸りながら帰路につきました。

楽しかったーっ。

戯言のような思い出話におつきあいいただき、どうもありがとうございました。

マハラジャのフリーチケットあるけれど、誰か行かないかしらん。

ハニートーストも食べられなかったし。


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MAHARAJA祇園
東山区祇園町北側323 祇園会館B1F・1F
℡:075-541-6222
定休日:日・月・火曜