巨人が22日、来季の1軍コーチ陣を発表した。打撃部門には球団OBの元木大介氏(46)がコーチ初就任。投手部門は新たに宮本和知氏(54)、水野雄仁氏(53)が加わり、次期監督就任が確実視される原辰徳氏(60)とともに覇権奪回を目指す。
元木氏は現役時代に「くせ者」の愛称で活躍し、引退後も解説者として試合を視察。今年からは侍ジャパンU―12代表監督も務めていた。宮本氏と水野氏はともに原氏と長きにわたり現役生活をともにし、意思疎通も図りやすい。宮本氏はコーチ就任は初。水野氏は99年から3年間、巨人の投手コーチを務めたキャリアを持つ。エースの菅野一人に頼ってきた投手陣の抜本的立て直しが求められる。
外野守備走塁コーチは走塁のスペシャリストとして知られた鈴木尚広氏(40)、打撃コーチに後藤孝志氏(40)、バッテリー部門はヤクルトと巨人で活躍した相川亮二氏(42)がそれぞれ就任。後藤氏は2年ぶりのコーチ復帰、昨季限りで現役引退した相川氏は初のコーチ職となる。打撃部門では吉村コーチのみ留任した。
また、23日に都内で山口寿一オーナー(61)、高橋由伸監督(43)と原氏がそろって監督退任および就任会見を行うことも発表された。
原監督のもと、以下のスタッフで2019年を戦う。