前回の続きです。

魚しっぽ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚あたま


病室は全室個室のようで、通されたのは立派なホテルのようなお部屋でしたキラキラ


トイレとシャワー、洗面所は各部屋に備え付け。

ソファベッドが付いていて大人が2人まで宿泊可能です。


ご飯は電話でルームサービスを注文します。
出産したNorthwesternとメニュー表がデザインまで同じだったので、同じ業者なのかな?


さらに壁には大画面のテレビが付いていて、飛行機の機内エンタメのように映画やゲーム、インターネットなどが楽しめます目


英語の分からない紅子はYouTubeで日本語の動画が見れて助かりました照れ


DVDデッキもあり、自宅から持参した日本のDVDも時間潰しに一役。



そして、何よりも驚いたのがとにかく大量にオモチャを持ってきてくれること!!!ポーンポーンポーン




カウンセラーさんのような方が、入院生活で子供が退屈しないようにこちらの好みを聞き取りながら次々とオモチャを個室に持って来てくれました。


全て新品。


しかも全て持って帰れば良いとのこと…!!!ポーンポーンポーン


太っ腹や…太っ腹すぎる…




ドケチ根性が疼く…




そんな感じで病室はすこぶる快適だったのですが、肝心の検査はなかなか大変そう。




まず、髄液検査をするのであれば全身麻酔が必要となるため胃に内容物があってはいけないらしく、紅子は昨日の晩ご飯以来絶食絶飲ショボーン

そもそも食欲は無さそうだけど、飲み物すらダメなのは可愛そう…アセアセ


目の前で親だけ食べるわけにもいかないので、付き添いの私も我慢我慢アセアセ



絶食中は脱水にならないよう点滴に繋がれているので、ベッドからも降りられずとても退屈そうでした。



しばらくすると入院中のメインイベント(?)とも言える脳波の検査が始まることに。

頭に電極のようなものをたくさん取り付け、取れないように上から包帯でグルグル巻きにします。


何の略かは分かりませんが、EEDという検査だと言っていました。
後に短縮されましたが、この時点では24時間観測する予定でした。


EEDが始まると、検査中に痙攣の発作が起きた場合にすぐに知らせなければならないため、基本的には親がつきっきりで同伴しなければなりません。


というわけでそろそろ寒太郎の授乳時間も近付いていたため、器具を取り付けられながら大泣きする紅子を看護士さんに託してダッシュで1階のロビーで待つ夫と交代走る人DASH!DASH!DASH!DASH!DASH!


入院に必要な荷物を一旦取りに戻り、またダッシュで病院へトンボ帰り走る人DASH!DASH!DASH!DASH!


自宅からはシカゴ大学の運営するシャトルバスで病院の目の前まで行けたので助かりました電車




荷物を届けるついでに紅子の様子を見るため、再び夫と交代。



病室に入ると頭を包帯で巻かれ、泣き疲れと眠さでグッタリしている紅子がいました。


自宅から持って来たお気に入りのDVDやオモチャを渡すも、反応はイマイチ。


弱々しく「お母さん抱っこ…」と言う姿にちょっと泣けてしまいました。


しばらく一緒に過ごしていると紅子の食事の許可が下りたので、電話でルームサービスの注文だけ済ませて再び夫と交代。
(ちなみにルームサービスは注文から配膳まで1時間弱かかりますタラー



私は寒太郎を連れて二人寂しく帰宅しました。

いつもはやかましく感じる紅子がいない家はシンとしていて、久しぶりの静かな時間だというのに魂が抜けたようにボーッと過ごしました。


夜、夫から紅子が再び軽い痙攣を起こしたと報告がありもう心配で心配で。


病院という一番安全な場所にいるから心配はいらないはずなのに。

自分の目の前にいないだけで、手を触れられないだけでこんなにも不安なものかと。


その晩は眠れない夜を過ごした…と言いたいところですがあまりの疲れにグッスリと眠りましたタラー



〜次回に続く〜