前回の続きです。



魚しっぽ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚あたま




翌朝、早速寒太郎を連れて病院へ病院


付き添いでほとんど寝れなかったという夫と交代し、一晩ぶりに紅子の元へ。



前日に比べると元気そうでとても安心しました笑い泣き



11時頃になると医師団が回診にやってきて検査の結果などを説明してくれました。



血液検査、尿検査、レントゲン、そして脳波の検査も全て異常ナシ。



重大な感染症の症状も見られない、脳波も正常ということで、何らかのウイルス感染(平たく言えば風邪)による熱性痙攣(febral seizure)だろうと言われました。




通常の熱性痙攣にくらべ持続時間が長く、短期間に何度も起こった点は少しabnormalだが、痙攣発生時に発熱があったことから考えても熱性痙攣と考えて良いだろうとのこと。


既に二回発生しているので、次回のためにお尻から注入する鎮静剤を処方されました。

(ちなみに、処方薬は薬剤部の人が部屋まで持ってきてくれました!出産時にNorthwesternでは帰りに自分で薬局に寄らなければならなかったので、親切〜ラブ




・痙攣が5分以上続いた場合
・痙攣が短時間に何度も繰り返し発生した場合


これらの時には鎮静剤を打ち、それでも痙攣が収まらなければ救急車をまた呼ぶよう指示されました。




熱性痙攣は脳が発達するにつれて無くなっていくそうで、3,4歳頃から減少し5歳になればほぼ消滅するそうです。


あと2年の辛抱…





ドクター達は皆とても親切丁寧で、こちらの拙い英語にも嫌がらずに付き合ってくれて本当に感謝です。



無事ドクターからの退院許可が出たため、大量に頂いたオモチャを持参したスーツケース(本当にスーツケースが必要なほどもらった笑)に詰めていると、Financial Assistanceの方がやってきました。




来たぞ…請求が…真顔ゴクリ




前にも少し書きましたが、紅子が加入しているのは海外旅行保険です。


救急車も入院も、基本的には全額保険でカバーされます。



それは有難いのですが、残念ながら我が家の保険はキャッシュレスの特約は付いていない…



つまり、一旦費用を全額立て替え、保険会社に書類などを提出し後日返金されるシステムなのです。



数万円レベルの話ならそれで良いのですが、悪名高いアメリカの医療費…数百万に及ぶのではないかと戦々恐々…滝汗滝汗滝汗




そんな胸の内も含め、Financial assistant の方に一旦はSelf Payすることを説明します。



他の病院ではいつもSelf Payの場合は当日払いだったのですが、今回は後日請求書が送られてくるとのことでした。


とりあえず今日即金を求められなくてホッとひと安心ニヤニヤ



さらに、もしも費用を全額支払えない場合は年収などを記入した所定のフォームを提出すると、審査の結果次第では費用を減額してもらえるのだとか!



これはお金の無い人でも医療を受けられるよう、寄付で賄われた財源を活用しているのだとか。



さすがシカゴ大、寄付集まってますね〜ポーン



金額次第では我が家もお世話になるかもしれないことをお伝えし、この日は晴れて退院しました太陽



久しぶりのお外に喜ぶ紅子チューリップ




その後家に帰ってからも熱も下がったままだし、風邪らしき症状は特に現れず。




結局何だったのかよく分からないまま。




1週間後にはいつものかかりつけ医にフォローアップのための診察を受けるよう言われたため、寒太郎の4ヶ月検診と合わせて行ってくることにしました。









いや〜本当に子供の体調って急変するから怖い!!



でも総じてアメリカの病院は優しかったし、子供の居心地が良くなるよう最大限配慮されているのをすごく感じました。
(あとお金もすごくかかってるなと。至る所に動物の像があったり壁にホログラム?の仕掛けがあったり…)


紅子は一泊だったから良かったけど、何ヶ月もあそこに滞在しなきゃならない子もいるんだもんね。



お金はきっとかかるんだろうけど、たまたま運び込まれたのがシカゴ大附属で良かった!




ハイドパーク近辺にお住まいの方、そもそも病院にはお世話にならないのが一番ですが、もし何かあったときはComers子供病院おススメですキラキラ