アメリカのウォルトディズニー映像部門ダナ・ウォールデンCEOによる最新の四半期収益報告書において、

同社のメインとなるストリーミングサービス、ディズニープラスの新規加入者数が他社を凌ぐ伸びを記録したことが発表された。


2022年5月11日にディズニーが発表した同年1月~3月の四半期収益報告書によると、同時期のディズニープラスへの新規加入者数は790万人増加した。この伸びは、他の主要なストリーミングサービスを圧倒。


次に多いのは、パラマウント・グローバル傘下のParamount+(パラマウントプラス)で、同時期の新規加入者数が680万人増。
その次がワーナー・ブラザース・ディスカバリーが運営するHBO Maxで、300万人増となっている。
Netflixにいたっては、20万人減と翳りが見えつつあるのが現状だ。
同社はすでに3月にロシアへのサービス停止で70万人も減らしている。

さらにディズニーは、自社の各種ストリーミングサービスの総加入者数が2億500万人を突破したことも発表。
これはディズニープラスの1億3770万人と、
Huluの4560万人、
スポーツ専門のESPN+の2230万人を合わせた数字。
同社のCFOクリスティン・マッカーシー氏は、2024年度末で加入者数は2億3000万人~2億6000万人に達すると期待を述べている。


一方、現在トップのシェアを誇るNetflixの総加入者数は、2億2164万人。
次の四半期(2022年4月~6月)では、さらに200万人の加入者数減が予想されており、このまま行けばディズニーにトップの座を譲ることになる。