その一言に感激しました。
「人間はもともと、
誠実に生きるようにできています」
何気に読んでいた本に書かれていた一言です。
礼儀正しい姿。
相手に感謝する姿。
見返りを求めない姿。
相手に迷惑をかけたら謝罪する姿。
自分のことよりも相手を大切にする姿。
こんな姿を見ると、私たちが心を打たれるのは
何故でしょうか?
それは、人間がもともと誠実に生きるようにできていて、
知らず知らずのうちに、誠実な自分に近づきたいと
心の奥で思っているからです。
また、こんなことってありませんか?
腹立たしいことがあって意地をはっている時に
親や先生、友人から
誠実さを求められる話で諭されたこと。
その時は、
「俺は勝手にする!」
とか
「別にええんじゃ!」
とか口にしてはいるものの、
実は心の中に響いていたこと。
私たちは誠実な姿が美しいことを
心の奥底ではわかっているのです。
単に日常生活ではそれが少しぶれているだけ。
誠実な姿は
人間が本来求めている人間らしい姿。
そんなことを教えてくれる一言でした。