人としてどうなのか。
最終的に結論を出す時、大切にしていることです。
利害の衝突や意見の食い違い。
そこからこうむる自分の不利益。
誰でも経験することです。
その時、権利や法律を主張すれば、
自分の思いを実現することが可能な場合があります。
例えば、
授業中うるさくて先生に立たされた子どもが、
「私には授業を受ける権利がある」
と言い切る。
散々人のことを言葉で傷つけた人が、
怒った相手から叩かれて傷害罪を訴える。
仕事も家事もせずダラダラしている主婦(主夫)が
配偶者の稼いだお金の半分は自分のものと主張する。
あるいは自分の上述した生活ぶりを配偶者に叱責されて、
DVと主張する。
これらの話よくあることです。
そして権利や法律を糧に
自己主張を擁護するビジネスがあるのも事実です。
権利や法律を盾に自己主張だけを押し通す。
勿論それもその人の生き方です。
ですが、そのような生き方。
自分の子どもにも奨励するのでしょうか?
人としてどうあるべきか。
それは、子どもに教えたい「人としての姿」
がヒントになっていると思います。