あれから16年・・・。
阪神淡路大震災から、これだけの月日が
流れました。
当時、高校3年生だった私は明け方まで受験勉強を
しており、気持ちよく寝入り始めた頃の出来事でした。
その後、大学進学のため、兵庫県を離れ岡山県で
下宿生活をすることが決定。
思い出のこの街をよく見ておこうと三宮の街中を
歩いていた時、ある看板に書かれている言葉が
私の胸に響きました。
「少しずつ 一つずつ
大好きなこの街を取り戻そう」
私は持っていたカメラでこの看板を撮影。
16年間ずっとこの写真を飾っています。
言葉は人の心を動かすことがある。
今ではそれが私の持論ですが、
振り返ってみると、そのきっかけとなったのは
この言葉かもしれません。
忘れられない一言です。