続き...


すでに長蛇の列が出来ていたK店...


狙い台を諦めながらも列に加わる僕とあっちゃん...。


初の連れ打ちが...と、少しばりテンション下がり気味になりながらも時間を待った...。


スロットの話をしながら待つこの時間はあっという間に過ぎ、オープンとなる10時に少しずつ列が進む...


店内に入り階段を一段飛びで駆け上がり、ガメラのシマへ向かうと、もちろん空き台は無かった...


あっちゃん...
「ナイルですね...」


柿ピ...
「だね。初打ちだけど大丈夫かな?」


少し不安になりながらナイルパニックのシマに向かう...


あっちゃん...
「ナイルのシマ、人居ないですね...」


柿ピ...
「でもいいんじゃない?のんびり打てて」


そんな会話をしながらシマの真ん中2台を抑え、あっちゃんとの連れ打ちが始まった...


〜数時間後〜


柿ピ...
「あっちゃん...この台...キツイね...当たってもバケと分かっちゃうし...」


あっちゃん...
「ですね。でもナイルの状況良かったのに、今日は全くですね...」


お互い、サンドに大量の千円札を入れていたのだが、ボーッとしながら打っていた自分に、レバーON時、


「ビュイーン」



と音が鳴る...



今日、何回目のシングルか...



それすら分からず、左に三連青7を狙い、中・右テキトー打つ...



シングルが揃ったその瞬間...





バックライトが真っ赤に染まり、



「パニックタイム」突入となった...

あっちゃん...
「おお!やりましたね!」

柿ピ...
「長かった...」

やっと入ったパニッタイムに、左リール三連青7を狙い、中・右はテキトー打つ。

15枚の払い出しにこれから何G続くか分からないドキドキ感と、ロングランとなる「だろう」と、期待に胸を膨らませ次ゲーム、レバーを叩く...


と...


「フッ」と音が消え、何かが成立した...

柿ピ...
「....。」

嫌な予感がした...。

あっちゃんは気まずそうになり、こっちを見てない...

柿ピ...
「と、とりあえず...れ、REGを...」

REGを狙うも揃わず...

もちろん1/2621のBIGを狙うも揃わず...

柿ピ...
「.........。」

          「パニッタイム、1G終...」


そう、1G目に1/160のパンクを引き終わらせたのである...



柿ピ...
「あ、あっちゃん...」


あっちゃん...
「や、やっちゃいました...ね...」


この後、2度とパニックタイムに入る事は無く、あっちゃんとの初連れ打ちは、ボロ負けとなった柿ピだったのでした...



気ままに続く...



訂正...
「2度とパニックタイムに入る事は無い」


ではなく、


「2度と打つ事はありません」でした。