訳の分からない自身の「スロ人生」?を綴ったこの話も、気が付けば100話となりました。


面白味の無い話ではございますが、毎回読んで下さっている方達には、本当に感謝しています。



ありがとうございます🙇‍♂️



「いつヤメようか...」と、思ってるのですが、とりあえず4号機が無くなる所までは書こうと思っているので、それまで無理して読んで下されば幸いです...。何卒。



前置きが長くなりましたが、続き...



S店事務所に入って来た白シャツ男...


同じ中学の「三田ちゃん」だった。


三田ちゃん...
「柿?柿だよね?」


柿ピ...
「三田ちゃん?三田ちゃんじゃん。卒業以来?」


しばしの再会が、パチ屋の事務所...


しかも、「攻略」がバレて店長に捕まってるこの状態...


(ここでは◯◯行為を攻略と書きます。コメントで叩かれましたので)



三田ちゃん...
「ところで、ここで何してるの?バイトか何かの面接?」



店長...
「コイツ、お前の知り合いか?うちの店に移動になって早々悪いんだが、コイツがバカボンでな...」


三田ちゃん...
「柿、本当に?あれやったの?」


店長...
「何だ。あの攻略知ってるのか?」


三田ちゃん...
「はい。熊谷の店でもかなりヤラれました。近隣の店も結構被害に遭ってまして...。」



店長...
「そっか...。で、この攻略はこの2人に聞いたんだな?」


投げつけられた紙に指を差し店長は言う。


柿ピ...
「い、いえ。携帯で見ました...」


店長...
「嘘だろ?さっきこの紙を見て、この2人を知ってそうだったろ?」


柿ピ...
「あ、あれは、この2人をこの店で見かけた事があっただけで...」


嘘、大嘘である。


問い詰める店長に、シラを切る柿ピ。横には三田ちゃん...と、異様な光景で、時間だけが過ぎていった。


これ以上は無駄だと思ったのだろう。店長が口を開き僕に言った...


店長...
「もういい。らちがあかない。帰れ」


内心ホッとしたが、その後言われた事...


店長...
「お前、出禁だ。見かけたら即追い払うから」


そう言われ、僕は事務所のドアを開け階段を降りようとすると、後ろから三田ちゃんが追いかけて来る...




三田ちゃん...
「柿...。」


柿ピ...
「久しぶりの再会がこんなんだったね。」


僕を見る三田ちゃんは悲しそうな顔をしており、僕もまた作り笑いをし、「じゃあ」と言って階段を降りる...。


そしてS店の入り口を出ようとすると、堀さんと鈴木君に声をかけられた...。


堀さん...
「◯◯◯君、ちょっと話が...」


険しい表情で声をかける堀さんに、僕もまた険しい表情で答えた...



「はい。分かってます...」と...。






気ままに続く...。