タマゴは完全栄養食!
★AM1242ニッポン放送★
☆The Voice of Farmers☆
★次回5/29(日)夜9時★
スタッフ<Y>です!
今回のVOFの放送がスポットライトを当てたのは、タマゴ!
神奈川の三浦半島でご家族と養鶏農場を営んで50年になる、安田和子さんさんにお話をお伺いましたっ!
今や日本の食卓に欠かせないタマゴ、日本人のタマゴの消費量は、年間一人当たり324個で世界のトップクラスなんです!
1年中食べて頂いているので旬がないと思われているタマゴなんですが、実は旬があるんですっ!
1月20日、大寒の日に産んだタマゴがもっとも旬なタマゴと言われています!
タマゴにはヒヨコになる為の栄養がすべて詰まっているんですが、特に寒い時期に産んだタマゴには寒さに負けずにヒヨコに孵す為のに、その栄養がより多く詰まっているんだそうです!
風水的にも、大寒のタマゴを食べると金運と健康に恵まれると、昔から言われている縁起物のタマゴでもあるんです!
今の時期、4月、5月はタマゴをたくさん産んでくれます。
夏の時期は、鶏がたくさん水を飲むため、少し水分を多く含んだタマゴになるそう!
養鶏家さんの中にはヒヨコから育てている方もいらっしゃいますが、今はあと2週間くらいでタマゴを産んでくれる段階の鶏を飼っているそうです。
育てるプロと、タマゴを生産するプロの分業!
エサには配合飼料をベースに蛎殻を混ぜて、カルシウムの多い強いタマゴを!
あとは納豆菌を混ぜ、暑い時期の鶏の食欲の低下を防いで、夏でも元気なタマゴを産んでくれるそうです!
そして、安田養鶏農場さんでは3種類のタマゴを生産されています。
ひとつめは赤いタマゴ「アトム」
これは、鉄分と納豆菌を独自の配合で混ぜた餌を与えた健康な鶏が産んでくれる赤いタマゴで、鉄分が一般のタマゴの約1.5倍あります。
タマゴは豊富なタンパク質を始め、ヒヨコが産まれるまでのすべての栄養が含まれた完全栄養食品なんですが、このアトムは鉄分をさらに強化しているので、貧血気味の方なんかにもオススメ!
柿沢「あっ、確かに殻がしっかりしていますね。卵白がモリっとしてます!味が濃くてコクがありますね。」
そして、安田養鶏農場さんにはもうひとつ、この赤でも白でもない、とても珍しい色のタマゴがっ!
なんと、翡翠色のタマゴ!!!
これは「タフラン」というタマゴなんですが、南米を原産とするアローカナという鶏にウコッケイを掛け合わせた品種のタマゴで、甘くねっとりした味がします。
他のタマゴ同様、ヒヨコになる為に必要なすべての栄養が入ってますが、特に健康を保つのに必要なビタミンA、D、E、それとDHAがたくさん!
餌に、ビタミン類にはシイタケを、DHAにはカツオ・マグロをメインにあげています。全部天然素材です。
柿沢「黄身が大きい!でも、中は普通の色です!甘味があって濃厚です。初めて食べましたが美味しいです!」
オススメの食べ方は、やっぱりタマゴかけごはんなど、生食でシンプルに!
タマゴは豊富なタンパク質を始め、ヒヨコになる為のすべての栄養が詰まった完全栄養食、つまり、人間が生きるのに必要な栄養もすべて詰まっています。
年配の方からお子様まで、毎日新鮮なタマゴを食べて、元気になって頂きたいとお話しいただきました!
安田さんありがとうございました!
※(有)安田養鶏場さん
電話:046-856-1694