お届けします! | ニッポン放送~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~The Voice of Farmers 

お届けします!

★AM1242ニッポン放送★

☆The Voice of Farmers☆

★毎週日曜日夜8:30~★



スタッフYです。


今回の「The Voice of Farmers」は、特別篇でお送りしました。


The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~

柿沢さんも所属するアミューズの「ららら農業プロジェクト」主催で、
青山国連大学前広場マルシェ・ジャポンで行われた
『畑のうた収穫祭』に集まって下さった農家さんたちの、
会場でのインタビューをご紹介しました!


The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~

日曜日のブログで、農家さんのご紹介をしましたが、

いよいよ、放送でご紹介したインタビューの内容をお届けします!



★千葉県東金市「あいよ農場」の志野佑介さん、26歳

The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~-sino

都会育ちの志野さんは、2年前、東金に移住して

農業をやっていた室住さん夫婦とともに「あいよ農場」をスタート。

都会と田舎の農家を繋ぐ架け橋になりたいと願いながら、

かつての自分たちである都会暮らしの人々に

東金のおいしいものを詰めた野菜ボックス「豊実箱」を届けています。

【ホームページは ⇒コチラ  】


▼志野佑介さんにインタビュー▼

もともと本当は国際協力がしたいと思っていて、

海外の貧しい子供たちのために何が出来るかなって考えた時に、

命の源は食べ物、それを作れるのは農業。

農業は多くの人たちを笑顔に出来ると思ったんです。

実際ケニアなどに行って活動してみて、

「豊かさってなんだろう」って考えちゃったんですね。

それで日本に戻って農業研修などしてみて、

豊かさっていうのは農業の中にあると思ったんです。

途上国の人たちは、日本人では考えられないくらいの

過酷な環境にいるのに、生き生きとした輝きがあったんです。

そこには家族がいて、自然があって、最低限の食べるものがあって。

日本にも、そういうお金では買えない豊かさが必要さと思います。




★静岡県藤枝市「葉っピイ向島園」向島和詞さん、24歳

The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~-mukoujima

先代の父が始めた無農薬・無化学肥料による

完全有機栽培の茶畑を18歳で受け継いだ和詞さん。


自然との共生を大切にしたお茶作りを続けながら、

ペットボトル茶のアメリカ輸出を計画するなど、

新しい試みにも挑戦しています。

【ホームページは ⇒コチラ 


▼向島和詞さんにインタビュー▼

有機栽培無農薬って、

お茶業界の中では珍しい部類に入るので、

教えてくれる人や教わる場所がなくて、

手さぐり状態でした。

でも、農薬化学肥料を使っての栽培が

ベースと考えれば難しいことですが

自然のままの姿で育てると考えれば、

大変なことではないと思います。

除草作業など手のかかることはありますが、

やっぱりそれが農業だと思うんですね。

あと10年か20年くらいまでに、

保育園を作りたいと思ってるんです。

植物を育てるっていうのは

人間の子育てと重なる部分が多いと思っています。

学校では教えてくれない大事なこと・教えてくれないことを

教えられるんじゃないかなと。

やりたいことはやったほうがいい!そう思います。





★大阪府河内長野市「かわばたファーム」の河端訓史さん

The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~-kawabata

古くは農家を営んでいた家に生まれ育った河端さんは、

荒れ果てた故郷の畑を復活させたいと就農を決意。

今では
作り手の少なくなった「なにわ伝統野菜」の栽培で、

食の台所・大阪の未来を背負う27歳の若き農業家です。

【ご参考リンク ⇒コチラ 


▼河端訓史さんにインタビュー▼
戦前から農業をやってたひいじぃちゃんの背中を

小さいときに見てたんですね。

ひいじぃちゃんが引退してから

土地が荒れてしまったりしてるのを見て…

俺がやろう、と決めました。

もともと古くは大阪で作られてた伝統野菜は、

病気に弱かったりするので

どんどん作られなくなってしまってますよね。

直売所で食べられるようにしていますので、

ぜひ今の人たちに食べてもらいたいです。

サラリーマンと違って、自分で決めてできる。

それが農業のいいところだと思います。

やる気がある人には、ぜひがんばってもらいたいですね。




★神奈川県横浜市「フレスコ」の苅部博之さん

The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~-karibe

横浜生まれの生粋のハマっ子である苅部さん。

代々続いて来た横浜の畑を受け継いだだけでなく、

とれたての露地野菜を都会の人にも食べて貰いたいと、

直売所「フレスコ」をオープン。

ランドマークタワーを望む横浜の畑で、

360万人の横浜の人々を相手に農業をしている

都会の中の農家さんです。

【ホームページは ⇒コチラ 



▼苅部博之さんインタビュー▼

主に露地野菜で、年間70種くらい作っています。

私で13代目なんですが、

小さいころから父の姿を見てて、

かっこいいなって思っていました。

それが最初のきっかけですね。

“野菜職人”というか、

父のようにプロとして野菜を作っていきたいな、と。

生産者の顔が見えるっていうだけじゃなくて、

もっと突っ込んだところまで、

ダイレクトに繋がれるようになりたいと思っています。

消費者と生産者の温度差がなくなるようにしていきたいですね。

もっと、日本の野菜の美味しさを知ってほしいと思います。



【あと5組の農家さんは、追ってまたご紹介しますよ!!】