最近、「特ダネ」が面白い。
一、二週間前に、
小倉さんが「あるある」報道について
時間を延長して自分の考えを話したり、
「特ダネ」で扱ったニュースについて
スタッフに不満を言ったりしていて
ギクシャクしているのが
なんとなく伝わってきた。
きっと小倉さんは、自分がキャスターをしているからには
よいものを視聴者に提供したいという強い考えがあってのことだと思う。
見ているほうからすれば、ちょっと空気悪いな~というのが
伝わってくるから、あんまり気分よくないけど。
でも、結局のところ質の高い報道がされるなら
いいことなんじゃないかと思う。
で、その成果なのか
はっきりとはわからないけど、
なんだか最近の「特ダネ」はものすごく面白い。
面白いっていう表現がいいのかわからないけど。
興味深いっていうかんじ。
たしか金曜日にやってたのは、
「貯金に夢中になる若者が増えている」という特集。
街でインタビューした人の中には、1000万も貯金しているという20代の男性もいて
「将来の不安に備えて、積極的に貯金している若者」というのが
分かりやすく扱われていた。
それから、今日は
先日亡くなった、日テレのアナウンサーがかかっていたと言う病気について。
新聞とかで、治療法がない病気ということは知ってたけど、
「特ダネ」ではその人柄にも触れて
どれだけ苦しんでいたのかを掘り下げようとしていた。
全部が想像で、正しいのかどうか分からないけど、
小倉さんの「特ダネ」を質の高い番組にしたいと言う気持ちが
スタッフの人にも伝わって、
最近の興味深い特集に繋がっているんじゃないかなと思う。
「貯金に夢中になる若者」は、着眼点がものすごく優れていると思うし、
これからの日本がどうなっていくかということに繋がる大事な特集だったと思う。
以前は、日テレがこういう特集を組むのがうまかったけど、
最近はさっぱりだからな~。
本当はもっとテレビでやってほしい。
これからも「特ダネ」たくさん見よ。