予想外にも海外で名古屋さんとニアミスの危機!


しかも私は旦那と一緒の旅行ですから、なんとしても名古屋さんと鉢合わせするわけにはいきません。



この旅行に出発する前に、名古屋さんお勧めのレストランや両替所を教えてもらっていましたが、そこには行かれなくなってしまいました。



仕方がないので当初の予定からだいぶ変更して、観光を楽しむことにしました。


せっかく出発前に予定を立てていたのに、それを全部変更したんですから、当然旦那は文句タラタラです。




これは書こうかどうか迷っていたんですが…アクセス数も減ったことですし、書いてしまいます(笑)



名古屋さんが私と同じ日に来たのには、理由があったんです。



名古屋さんは輸出入関係の仕事をしている人でした。


この頃の名古屋さんの一番大きな仕事は、ソープで使うローションの輸出だったんです。


お店でいつも言われていました。




名古屋「ユキちゃんほどマットが上手ければ講習を頼まれることも多いでしょ?」



ユキ「そんなことないですよ~、でも、ありがとうございます(笑)」



名古屋「今度このローションを輸出することにしたんだけどさ、一緒に行って講習してくれないかな?」



ユキ「一緒にって…向こうの風俗店でってことですか?」



名古屋「そう。でも今のところユキちゃんの好きな○○(国の名前)だけだよ。」



ユキ「それはちょっと…他にもっと上手な人いますよ!」



名古屋「そりゃ、マットの講習だけなら他にもいるけど、あの国が好きで何回も行ってるユキちゃんのほうがいいんだよ。」



ユキ「………ごめんなさい、それはちょっと無理だなぁ(汗)」



名古屋「そっか、残念だなぁ。」




こんなやり取りがお店でもあったわけです。



だから本当は空港に着いてからの電話は一緒に観光しようって話だけではなく『講習をしてから、観光に連れて行ってあげる』って話だったんです。



もちろん講習ですからタダではなく、名古屋さんからは金額も聞かされていました。


旅費とは別に、日本での講習代の8回分ほどの報酬でした。



講習をすることだけを考えると良い金額でしたが、お客さんと一緒に海外まで行って観光することを考えたら誰も引き受けないでしょうね。


数日間貸し切りで旅行するようなものですから(汗)



最初に空港で電話があってから数日後、また名古屋さんから電話がありました。


そのときは旦那がいて出なかったんですが、何回も電話があっても困るのでかけ直してみました。




ユキ「なんか電話もらったみたいだけど、今回はちょっと困るから…。」



名古屋「うん、ゴメンゴメン。やっぱり講習のこと頼めないかなぁと思ってね。彼がいないときに2時間くらいダメかな?」



ユキ「いくらなんでも…旅行中だし無理ですよ、ずっと一緒に行動してるし。」



名古屋「そうだよね…いやぁこっちで困っちゃってさぁ……でも、まぁしょうがないか、また帰ったらお店に行くよ。」




この言葉の通り、帰国してからすぐに名古屋さんはお店にやってきたんですが、そのときも講習の話ばかり。




名古屋「なんとか頼めないかな?2~3日友達と旅行に行って来るとかなんとか話してさ。今回は交渉決裂しちゃったよ…。」



ユキ「無理ですよ、彼とは一緒に住んでるんです。海外に行くことなんてすぐバレちゃいます。」



名古屋「大丈夫だよ、荷物が少なければバレないし。」



ユキ「携帯に電話があったら困りますから…。」



名古屋「今は海外でも繋がるから大丈夫!ちょっと料金が高くなるけど、そんなのいちいち調べないでしょ。」



と、かな~りしつこかったです。



このあともしばらくお店には通ってくれていた名古屋さんですが、あまりにも講習の話がしつこいので、一度怒ったらそれ以来は口にしなくなりました。


なので、名古屋さんの商売が上手く行ったのかどうかはわかりません(笑)






注:内容を読んでどこの国か見当がつく方もいるでしょうが

  コメント欄には国名は書かないでくださいね(^▽^;)