今日からまた更新させていただきます♪
あるお店で働いていたとき、月に3回ほど通ってくれた名古屋さん。
彼は私と好きな国が一緒で、よく旅行の話をしていました。
私は旦那と一緒に1~2年に一回、長期の休みを取って海外旅行に行くのが大好きです。
国内旅行は1~2泊で温泉でも行ければ十分なんですが、海外だとのんびりゆっくり過ごしたいわけですね。
旦那は有給を取るのが大変みたいですけど(笑)
あるとき、その国に旅行に行くことになった私は、名古屋さんに報告しました。
ユキ「来月旅行に行くことになったよ!2週間行って来るからね♪」
名古屋「そっか、楽しんでおいでね。飛行機は何に乗るの?」
ユキ「今回は安く取れたからJALだよ、でも深夜到着なんだよね…。」
名古屋「ああ、向こうに23時半くらいに着くやつでしょ?問題ないよ、ホテルも近いし。」
ユキ「そうだよね、もっと遅い便もあるし。」
こんな感じで私は名古屋さんに旅行の日程まで話してしまったんです。
当然、旦那と一緒の旅行でしたが名古屋さんには一人で行くと言っていました。
実際に現地に着いて、なんだかんだと空港で時間もかかり、外に出る頃には日付も変わっていました。
空港から外に出ると、私の携帯が鳴りました。
見ると知らない番号………というより不思議な番号が表示されていました。
ユキ「何だろう、変な番号だよね?」
旦那「ん?とにかく出てみたら?」
ユキ「もしもし……え?……はっ!?何で!?」
旦那はタバコを吸うために喫煙所に行っていて、私から数メートル離れています。
電話の相手は名古屋さんでした。
名古屋『俺だよ俺(笑)今どこにいるの?』
ユキ『○○空港を出るとこだけど…?』
名古屋『俺も23時15分着の便で来たから、一緒に市内まで行こうよ!』
ユキ『名古屋さん、今もしかして空港の中に居るの?』
名古屋『うん、いるよ(笑)ちょうど仕事でこっちに来る予定だったし、ユキちゃんに合わせて少し早く来ちゃったよ。』
ユキ『なんでそんなことを………ちょこ~っと困るかも(汗)』
名古屋『いいじゃん、明日は美味しいお店に案内してあげるよ!2~3日は市内に居るって言ってたよね?』
ユキ『うん、4日後に移動するけど……でも、実は一人じゃないんだよね(汗)』
名古屋『なんだ、友達も一緒なの?なら友達も一緒に観光すればいいじゃん。』
なんて察しの悪い人なんだ………と思いましたよ。
友達と一緒なら最初からそう言ってるはずです。
まさか旦那と一緒だとは思わないでしょうけど、せめて「彼氏と一緒」って思わないですかね?
でも、とにかく早く断って旦那と一緒に急いで空港を離れる必要があります、鉢合わせしたら大変ですから(汗)
ユキ『ごめんなさい、彼氏と一緒だから…』
名古屋『あ……そっかぁ…ハハハ、ごめんなぁ、そうだよなぁ、悪かったね!じゃあ…また!』
これで第一関門突破?
それにしても到着時間まで話してしまったのは迂闊でした。
まさかこんなことになるとは思ってもみませんでしたから(汗)
次はのんびりタバコを吸っている旦那を急かして、急いで空港を離れなければいけません。
ユキ「もう行こうよ!早くしないと寝る時間がなくなるよ!」
旦那「うん、もう1本吸わせてよ。何時間も吸えなかったんだから。」
ユキ「………お腹空いてない?早く市内まで行かないと朝まで何も食べれないんじゃない?」
旦那「えっ、それは困るよな。」
ユキ「もう多分閉まってるけど、ホテルのルームサービスならまだやってるかもよ?急げば、だけど。」
旦那「よし、じゃあタクシー乗って早く行くか!」
旦那は食べ物で釣るに限りますね。