ある日、接客を終えて友達の部屋に行くと、私より早く終わっているはずの奈津美ちゃんがベッドの横にうずくまっていました。
ユキ「どうしたの!?具合でも悪い?」
奈津美「違うの、今のフリーのお客さんすっごく相性が良くって…ビックリしちゃった。」
ユキ「そっかぁ、私も昔あるよ~ビックリするくらい相性の良い人。もちろんお客さんじゃないけど。」
奈津美「ユキちゃんはお店ではダメなんだっけ?」
ユキ「うん、まるっきり感じない(笑)」
奈津美「あんまり気持ち良かったから、外で逢ってほしいってお願いしちゃった(笑)」
このとき、それまでずっと不思議に思っていたことを話す相手ができたと思いました。
不思議なことというのは私がまだソープで働く前に、しばらく付き合った相手Nさん。
最初はなんとなくノリで寝てしまった相手なんです。
好きなわけでもなかったので、このとき一晩限りのはずでした。
でも一晩だけでは終わらなかったんです。
あまりにもお互いに相性が良すぎて、離れられなくなってしまったんですね。
今でも最初のときにNさんの言った言葉と、自分の言った言葉まで鮮明に覚えています。
N「なんだこれ………なんか、すごいんだけど………。」
ユキ「うん…なにこれ………相性?」
N「俺、今までけっこう遊んできたけど、こんなことなかったぞ。」
ユキ「私も初めて、すごい…。」
ちなみに終わってからの会話で、最中じゃありません(笑)
オフ会で会ってる人は想像しないでください(汗)
Nさんはこの当時40歳、当然ですが精力は若い人に比べれば弱くなっています。
でも相性が良すぎて『抜かずの何発』が当たり前になってしまったんです。
これまでにも相性が良いと感じた相手はいましたが、ここまで驚くほどの人はいませんでした。
まるっきり別物だったんです。
毎日逢っては時間が許す限りセックスに耽る日々。
みるみるうちに痩せていくNさん………当然です、毎日5回はしていたんですから。
まるで覚えたての猿です(汗)
きっかけは身体の相性でしたが、私達は普通に恋愛をして結婚の約束もしていました。
ちょっとしたことで気持ちが離れてしまったので、今となっては結婚なんてしないで良かったわけですね。
ときどき奈津美ちゃんとは、身体の相性について話しました。
ユキ「大きさは~?」
奈津美「普通~。」
ユキ「そうだよね。じゃあ硬さは~?」
奈津美「普通~。」
ユキ「何が良いんだろうねぇ…不思議だよね。」
奈津美「うん…不思議って言葉がピッタリ。」
数日前、久々に奈津美ちゃんからメールがきました。
『彼と結婚したよ(-^□^-)
今は毎日ラブラブでシアワセ
』
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