長いソープ嬢生活の中で一度だけ、お客さんに対して変な気持ちになったことがあります。
今回はそのときのお話。
そんなに古い話ではないんですが、初対面のお客さんに惚れてしまいそうになったことがあります(笑)
惚れるというよりは、「好きになったらどうしよう…」って心配になった程度なんですけどね。
私の男性の顔の好みというのが偏っていて、中性的な人が好きなんです。
この好みというのは実際に好きになるタイプではないんですが、街中や電車で見かけると目で追ってしまいます。
芸能人でいうと、ラルクアンシエルのhydeとか、小池徹平君のような感じでしょうか…。
Gacktは男っぽいのでちょっと違うんです、綺麗なんですけどね。
好みというよりは、見ていて惚れ惚れするような綺麗な顔、ですかね?
実際に好きなのはもっと男性っぽい人なんです。
でも綺麗な顔をした男性がお客さんで来たら………顔に見とれて仕事になりません(汗)
そういうお客さんが来てしまったんですよ。
朝イチにネット指名で来店したお客さんですが、ご対面のときに固まりそうでした。
あまりにも理想の顔で、笑顔で立っているんですもん。
自分が消えてなくなりそうなほど綺麗な男性って、女性としてなんだか恥ずかしくなってしまいます。
思わず言ってしまいましたよ
「綺麗ですね~」
って。
男性への褒め言葉ではないのはわかっているんですが、もうその言葉しか出ませんでした。
個室に入ってからも普通は男性がそわそわするはずなのに、私のほうがそわそわしてしまって。
そのお客さんは初風俗で、緊張していたようですけど、多分私のほうが緊張してました(笑)
しかもこのお客さん口が上手いんですよ、女性を喜ばせる言葉をよく知っている。
ベッドでも私の顔をジッと見つめながら
客「ゴメンネ、顔に穴が開いちゃうよね、すごく綺麗だから…」
なんて普通の人が言ったら寒イボ出そうな言葉をサラッと言うんです。
私きっとこの言葉をマットさんから聞いたら笑いすぎて死んでしまいます(爆)
友達にいろいろ聞いてはいたんですよ、好みの人が来たら顔が見れないとか、恥ずかしくて仕事にならないとか。
まさにそういう状態一歩手前でした。
帰りにアドレスを聞かれたんですが、怖くて渡せませんでした…なんかハマってしまったらどうしよう?とか思って(汗)
お客さんが帰ったあとフロントでボーイさんと話したんです。
ボーイ「えらい綺麗な顔したお客さんだねぇ、大丈夫?顔赤いよ(笑)」
ユキ「いや~、綺麗過ぎて恥ずかしくなっちゃった(笑)」
ボーイ「芸能人じゃないの?オシャレだし。」
ユキ「さぁ…でも好みだったなぁ~。」
ボーイ「惚れるな惚れるな、ホストかもしれないぞ(笑)」
ユキ「あの人がいるんだったらホスト通うかも…」
でもアドレスは渡さないで正解ですよね!
『ユキ危うきに近寄らず』
(君子はおこがましいので)
あそこでアドレスを渡してお店に通われたり、メル友になったりしたら、本気でマズイことになったかもしれませんものね(汗)
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