潔癖症、そんな人も世の中には増えてきているらしい。



そういうお客さんがお店に来るとけっこう大変、今までに何回かあたったことがありますけど………ちょびっとウンザリ(汗)



まずそういう人はマイタオルやマイイソジンを持って来る。



入浴するにも浴槽にイソジン(大)を1本入れてしまう。


そうしてイソジン風呂に女の子も入らせて消毒しようとするんですよね。


浴槽の消毒もできるし、女の子も消毒できて一石二鳥ってわけなんです。






でもそういうことをされて喜ぶ嬢はいないんですよね…誰だって自分をバイキン扱いされて嬉しいわけがないんです。



当然、サービスが良いわけもないし、中には仏頂面で接客する嬢だっているわけです。




以前私が接客したお客さんでこんな人がいました。



そのお客さんの持ち物は、2枚のバスタオル、1枚のフェイスタオル、除菌スプレー、イソジン、歯ブラシセット、シャンプー、石鹸、スポンジ、カミソリ、着替えの下着とシャツ、靴下などでした。



当然旅行に行くような大きな荷物を毎回持ってくるわけです。



大荷物ですし大変だと思うんですけど、この人は毎回その荷物を持っての来店でした。




個室に入るとまず入浴するわけですが、この人は私と同じ浴槽には入りません。



まず自分で全身を洗ってイソジン風呂に浸かったあと、私が入浴するわけです。



イソジンがまるまる1本入ったお風呂に入ると全身がイソジン臭くなるので最初はお断りしていたんですけど、段々断るのも面倒になってしまいました。



このお客さんはどんどん潔癖症がエスカレートしていきました。

最初の頃の荷物はバスタオルと、パンツくらいだったんです。




最後は、帰る前のシャワーでイソジンの原液をオチン○ンにかけて消毒するようになっていました。



でも、あれってものすごく沁みるらしいんですよね(汗)



そしてある日………




客「ユキちゃん、今日は身体を洗って上げるよ。」



ユキ「………ハァ…じゃあ、お願いしますね。」



客「たまには俺もサービスしなくちゃね!」




こうして全身を洗ってくれたのは良いんですが、洗い終わって最後にお客さんが手にした物は、もちろんイソジンでした(怒)




客「イソジンかけるよ~。」



ユキ「いやっ、それは遠慮しときます!だっていつも沁みるって言ってるでしょ!?」



客「大丈夫だよ、たいしたことないから。」



ユキ「………そこまで衛生的に気になるようだったら、もうソープは無理だと思いますよ?消毒されるこちらの気分も良くないですしね。」



客「あ………うん、そうだね…。」




これ以降、このお客さんは来なくなりましたけど、この日の帰りにもしっかりイソジンをかけて身悶えて帰りました。



今もきっと、そこらじゅうに除菌スプレーをかけて生活しているんでしょうね(汗)





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