8月は水温の関係から未明から朝マズメ狙いが最も良いのだろうけど、人でごった返す中での釣行になると思い快適さ優先で夜釣りを続行。

穴子は夏場は良型が釣れ辛くなる印象が有るので過去余り狙わなかった。

関係しているかどうかは分からないが、姫路市は6月から穴子漁が本格化する。(6月から11月末までアナゴカゴの網目のサイズ規制が変わり根こそぎ取れるようになる)

だが、結構狙っている人がいるので8月の穴子釣りを調査する事にした。


何時ものプラクリ仕掛けを使おうとしたが改良を加える事に。

従来のプラカゴ+三叉+針で根掛かり地帯を攻めても(底を取った後少し浮かせる為)ほぼ根掛かりする事も無かったが、今年1度ロスした。

針の本数を増やした事で根掛かり率が上がったのかもしれない。


プラカゴの中に錘は入れず、捨て糸30cm+錘というシステムに変更。

シャクってみると捨て糸に三叉が絡まるので更に改良。


買うだけ買って気に入らず道具箱の肥やしになっていた神戸天秤を取り付け。

シャクってみたがほぼ絡まない。絡まっても直ぐ解ける。


「プラクリ仕掛け」とは元々、プラカゴに針1本付けただけでブラクリ仕掛けっぽかったからそう名付けたのだが、最早プラクリ仕掛けという名前から掛け離れてしまった。

これは天秤付きロケットカゴ仕掛けと呼称する。


8月中旬・姫路市・アナゴ狙い+あわよくば彼の高級食材。

あの高級食材を再び釣りたいという欲求が頭によぎる。


19:15より準備。


盆期間もガッツリ働いていたので疲労が溜まっている。

ミスを連発しまくり20:05でようやく竿3本分準備完了。

後は「ワクワク、ワクワク」と言いながら当たりを待つだけ。


「ワクワク、、ワクワク」



21:00、

「イライラ、、イライラ」



月がとっても綺麗だ。月が2つ有れば異世界転生してしまったと考えてほぼ間違いない。


粘り倒す予定だったが疲労困憊で23:30終了。ボウズ。

ほぼ仕掛けが絡まることも無く苦にならなかったが、コマセの詰まったプラカゴの重みと最下部の錘の重みが分散している為、底取りが若干分かり辛い。

最後まで人が多かった。


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天秤付きロケットカゴ仕掛けを改良。


天秤の下にプラカゴ+錘を取り付け。こちらの方が底が取りやすく根掛かり率が下がると判断。


8月中旬・姫路市・アナゴ狙い+あわよくば彼の高級食材。


18:15より準備し18:45より竿3本体制でスタート。

前日の残りの青イソメが無くなり次第終了予定。


改良した甲斐が有り底が取りやすい。


19:50、当たりが有り引き上げると、


これを漁業権で保護する必要が有るのかと釣る度に思う。


20:20、当たりが有り合わせると根に潜られ抜けなくなった。

モゾモゾとした感触が伝わって来るので外そうと粘る。

最終的にプラカゴに付いている、ダイソー錆々シリーズのスナップ付きサルカンが千切れて回収出来たが獲物はバレていた。

底すれすれに配置し過ぎたのが失敗。


その後長らく当たりが無い。


23:15、3本の竿の当たり鈴が一斉に鳴り出す。

何じゃこりゃっと思い各竿を上げてみるが乗らない。

その後23:45までジャラジャラと3本の竿の当たり鈴が鳴り続けるという初めての経験。

餌は齧られていないので、河豚では無い小魚の群れがアナゴ針13号に掛からず突いて回ったのだろう。


0:00納竿。ボウズ。


いつか、「ボウズが怖くて釣りが出来るか」というタイトルの著作物を執筆したいと思う。

仕掛けの絡みはほぼ無し。

盆期間中という事も有り、過去で最も人の多い2夜だった。