毎年、年末になると、エプコットのワールド・ショーケースにあるアメリカ館前の野外劇場アメリカ・ガーデンで、キャンドルライト・プロセッショナルと呼ばれるクリスマス・キャロルのコーラスが行われます。
このコーラスが少し趣を異にするのは、毎年、著名なゲストが招かれ、コーラスとコーラスの間に、キリストの降誕にまつわるいろいろなお話をされることです。時には、ご自身の家族の思い出なんかも挟まれる方もおられるようです。
キャンドルライト・プロセッショナルが行われるようになったのは意外と古く、1958年にアナハイムのディズニーランドで行われたのが発祥のようです。13年後からはWDWのMKで行われるようになり、その初年度にはロック・ハドソン氏が招かれたとあります。1994年からは、会場をエプコットのアメリカ・ガーデンに移し、年末の恒例行事となりました。
オーケストラはフロリダ州内から選抜された50数名のプロの演奏家からなり、合唱隊はアメリカ30州から延べ21,000名の高校生が参集されます。演奏会は感謝祭明けの11月26日から始まり、12月30日までの5週間に亙って開催されます。
今年のトップを飾る著名ナレーターは女優のイタリア生まれのイサベラ・ロッセリーニさん。というより、母親はかの有名な女優のイングリッド・バーグマン、父親は映画監督のロベルト・ロッセリーニといった方が分かりやすいでしょうか。フランスの有名な化粧品会社ランコムのイメージモデルを15年間されていたことでも知られています。
ほか、リトルマーメイドのアリエールの声優として、アメリカでは知らぬ人はいないと言われる声優でソプラノ歌手でもあるジョディー・ベンソンさんとか、著名な方々が続々登場されます。
私がキャンドルライト・プロセッショナルの催しを知ったのは、WDWに通いだして2年目ぐらいだと思います。最初は分からないままに一般列に並び、立ち見同然だったのですが、横の空いている列がディナー・パッケージの客用だと知ってからは、もっぱらディナー・パッケージを取り、ど真ん中の特等席で鑑賞させていただいています。
WDWではいろいろな形のディナー・パッケージを利用しましたが、一番しょもないのはHSのファンタズミック、お得なのはこのキャンドルライトとMKのウィッシーズのデザート・パーティーだけですね。
10年間、カウントダウンに合わせて、通い詰めましたが、そろそろ卒業しようかと思っています。下世話的に言うと、オーケストラに向かって左手におられる手話通訳者さんの大げさな身振り手振りを見ているだけで、ああ今年もクリスマス・大晦日の季節なんだ! と感激いたします。