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都内在住の4人家族です
私:ゆるキャリ散財家。趣味はお料理。
夫:穏やかで優しい食い道楽。
子:反抗期6年目に突入のモラハラな高1
子:優しく誰からも好かれる癒し系の中1
教育費を中心にナチュラルに散財してきたため、お金のことを学んで将来に備えたいと思ってブログを始めました。
よろしくお願いします
図書館で予約待ちしていた本が届きました。
shasaさんだったかな?まるみんさんだったかな?のブログで紹介されていたような記憶が...うっすら。
もう40歳を超えて、40代も半ばまで来ていますが、今後の人生、方向性が見えなくて迷っているので、読んでみました。
なかなかぐさっと胸に刺さる言葉ばかりでした。
幸せな人生の土台は
①お金(収入・資産)
②つながり(家族・友人・知人)
③健康(体力・認知力)
とありました。
なるほど。確かに!
特にお金については
「本当はお金が欲しいのではなく、自由な選択ができる状態が欲しいということ」だから、「労働力だけで得ている「お金」はいつか消えると考えて、お金と向き合う必要があるのです」
とあり、なるほど、なるほどと思いながら読み進めて行きました。著者の方は、16年勤めた企業をやめてフリーランスとして働かれています。自分なりのビジネスはすぐには見つからないけれど、ヒントとして
・小さくはじめてみる
・うまくいくなら続ける
・うまくいかないなら改善してみる
とありました。
なかなか難しいな〜。というのが本音です。
勤め人を引退しても、健康や幸せを維持するためには
決まった時間に出かける、人と会う、思考力を使うことをルーチンとして日々に組み込んでいく
ということが大切だと言っています。これは納得です。自由すぎる時間は私は苦手なので、仕事がない週末もできるだけ、起床就寝時間は変えたくないし、ルーチンワーク(朝ストレッチ、夜ボディケア)をこなした方が、落ち着きます。
この本の一番の根幹にもなっている、自分業(自分なりのビジネス)を見つけ、人生の目的を見つけるのは、やはり難しいと思う人が多いだろうと言うことで、こんな提案をしています。
やりたいこと100リストを毎年書いていると年々具体化していくので、最終的に「人生の目的」に近づくことができるようになります。
と言語化の有効性を訴えています。
正直、人生の目的とか考えたことないし、考える意味もよく分からなくって、私、そんな意識高い系の人じゃないんだけどな...と後ろ向きな言い訳がにょきっと芽生えてしまいました。
ですが、今は霧の中をさまよっているので、やりたいことリストを試してみたいと思います。毎年20個くらいはあげていますが、あまり振り返ったこともないし、100個も考えようとしたことすらありません。似たような項目が多ければ、それが私のこれからの方向性になるのかもしれないなぁと期待して、早速ためしてみたいと思っています。せっかくだから旅行中に夫といっしょに考えてみようかな。
他にも、自分業を見つけるのに、有益な記述がありました。
「大きく稼げるビジネスモデル」がないからといって、パソコンを閉じないこと。大きな事業をつくるわけではなく、「毎月10万円、1人あたり5000円払ってくれる人が20人いればOK」なビジネスモデルを探しているので。1人あたり1000円で100人、1万円で10人、5万円で2人でもいいスモールビジネスです。
キッズライン代表の経沢香保子さん(上場経験あり)は「自分のやりたいことをやる規模感」として、年商1億円、社員2〜3人、社長の給与2000~3000万円の会社を目指すことをお勧めされていました。
・人件費....3600万円(1200万円×3)
・商品コストや経費やその他...3500万円前後
・社長の給与...2000~3000万円
報酬には5種類の報酬があるそうで
・精神的報酬(楽しさや喜びを感じる)
・技能的報酬(能力・スキル・経験が増える)
・金銭的報酬(給与やボーナス、福利厚生など)
・信頼的報酬(社会的信用・人物評価が上がる)
・貢献的報酬(メンバーや仲間の育成に関わる)
があるそうです。
へ〜って感じでした。今の現職ですべての報酬が満たされてしまっています。だから不満がない。しかも著者が働き方を変えるきっかけとなった時間的制約もない。自由に働かせてもらっています。もちろん、見合う成果が出せなければ解雇という責任は負っていますが....逆に言うと、昇進を視野に入れないなら、給与に見合う責任だけ果たせば十分ということでもあります。
他にも興味深かったのが、ストレスを感じる人ともつながっておく価値を説いていました。確かに、年をとるごとに、快適な人としか接しなくなってしまうのは、引き出しが増えないのかもしれません。そう思うと、意図せずストレスを与えてくれる人がいたら、それは貴重な機会なのだと捉えられるようにもなりそうです。
著者がこの本を書くきっかけになったのは40歳のモヤモヤ感で、その理由を
「40歳の壁」にまつわるモヤモヤは、時間や仕事の量・内容へのコントロール権のなさから発生したのかも、と気づくこともしばしば。
と記しています。
自分が変わるには10年くらいかけて自分業をつくることをイメージしつつ
①時間配分を変える
②住む場所、過ごす場所を変える
③付き合う人を変える
という大前研一さんの言葉を引用していました。
変わることは難しいけれど、もう少し自分自身を内省して、10年かけて何か定年後も続けられるような自分軸を探してみたいなと思いました。
以下、自分語りです。
閲覧注意
私自身を振り返ると、若い頃(大学生くらい)に思い描いていた
・三大紙に名前が載るような仕事をする
・子供をもち、中高一貫校へ進学させる
という二大目標をどちらも達成してしまいました。
特に子供のことに関しては、子供を持つのは難しいと言われたにも関わらず、二児に恵まれることができ、本当にありがたいことだったなぁと。医療の進歩に感謝です。その上、子供たち二人とも第一志望の中学校に奇跡的に合格することができました。子供が生まれてから、子供の教育に心血注いで来たので、この著者が言う「人生の目的」ってもう達成しちゃったんですよね。あとは、風吹くままに流されてケセラセラ〜って感じで、目標を見失っている感はあります。というか、もう目標すらいらないって言うか。
何がしたいですか?
人生の目的はなんですか?
って聞かれても、このままの平穏がずっと続いたらいいな〜ってくらいしか思っていなくて。家族の健康と幸せが長続きしますようにってくらいで、特に自分がしたいことも実現したいこともないっていう、やる気のない感じです。
え?これが中年の危機
そのものの考え方なのかしら?
老後の不安がないとはいえ、お金を使いすぎるのはよくない!という気持ちはあって、この度マネカテで価値観の違う人と交流できているのは、とてもありがたく、なんとか3年で自分の意識を変えていきたいなと思っています。投資も本当に自分にはセンスがないと実感しているけれど、体が弱い私がお金を老後に得る手段としては大切なのかしれないな〜と思ったり。
自分がこれから何したいかなんか全然わかんないし、本を読んでもどうしたらいいか、はっきりしないんだけれど、定年後も仕事をしていたいな〜というぼんやりとした気持ちはあるので、それに向けてまずは、やりたいことリストを書き上げて、自分の輪郭をもう一度見直そうかなと思います。
私のモヤモヤの正体はなんなんでしょう?
KIZAXさんのように、子どもに勉強を教えるボランティアを考えていらっしゃるのが、とても素敵だなぁとずっと心に残っています。が、自分の子供以外の子供は苦手だしなぁ。
燃え尽き症候群の場合は、流れに身をまかせて2年くらい漂うのもいいのかもしれません。ゆっくり人生の終着点への道を考えてみたいと思います。